特許
J-GLOBAL ID:202003005349281720
視認装置の視認角度調整機構
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 邦彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-071877
公開番号(公開出願番号):特開2017-178219
特許番号:特許第6666772号
出願日: 2016年03月31日
公開日(公表日): 2017年10月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 視認素子傾動部を傾動支持部にピボットで連結支持して視認角度を調整可能に構成した視認角度調整機構において、
前記視認角度調整機構は、前記視認素子傾動部と前記傾動支持部との間に連結されて前記視認素子傾動部に傾動力を作用させる傾動アクチュエータを有し、
前記傾動アクチュエータは、雄ねじ部材、ナット部材、ギヤ部材、モータを有し、
前記雄ねじ部材は前記傾動支持部に立設固定され、
前記ナット部材は前記雄ねじ部材に螺合されて、該雄ねじ部材の軸回り方向に回転されることにより該雄ねじ部材の軸方向に移動可能とされ、
前記ナット部材の先端部は前記視認素子傾動部の前記ピボットを外れた位置で該視認素子傾動部に着脱可能に嵌合連結され、
前記ギヤ部材は前記ナット部材の外周位置に同軸配置され、
前記ギヤ部材は前記雄ねじ部材の軸方向への移動が阻止された状態で、前記モータで回転駆動されて該雄ねじ部材の軸回り方向に回転されるものであり、
前記ナット部材は、前記雄ねじ部材に螺合する爪が内周面に形成された複数本の足部と、前記足部を支える筒状の胴部を有し、
前記ナット部材の前記胴部の外周面には外方に突出する突起が形成され、
前記ギヤ部材の内周面には軸方向に延在する溝が形成され、
前記突起は前記溝に沿って移動可能に該溝に嵌合し、
前記傾動支持部には、前記ナット部材が前記視認素子傾動部に加わる外力により前記雄ねじ部材から抜ける方向に移動したときに前記突起に当接して該ナット部材の該抜ける方向への更なる移動を阻止する突起当接部が形成され、
前記視認角度調整機構は、前記ナット部材が前記モータの駆動により前記雄ねじ部材から抜ける方向に移動したときに、前記視認素子傾動部の傾動を所定の最大角度位置で、前記視認素子傾動部と前記傾動支持部どうしの所定の当接位置における当接により機械的に停止させる傾動停止機構を有し、
前記ナット部材が前記モータの駆動により前記雄ねじ部材から抜ける方向に移動して前記視認素子傾動部の傾動が前記最大角度位置で前記傾動停止機構により機械的に停止されたときに、前記突起と前記突起当接部は当接せずに該突起と該突起当接部との間にクリアランスが生じるように、該突起と該突起当接部の位置関係が設定され、
前記視認素子傾動部の傾動が前記傾動停止機構で機械的に停止された状態で、前記視認素子傾動部に対し外力が、前記ナット部材を前記雄ねじ部材から抜く方向に加わったときに、該外力により前記視認素子傾動部は前記傾動停止機構の前記当接位置を支点として回動し、該回動に伴い、前記突起と前記突起当接部が当接して前記ナット部材の前記雄ねじ部材から抜ける方向の移動が停止されることにより前記ナット部材と前記視認素子傾動部との連結が外れ、かつ前記視認素子傾動部と前記傾動支持部との前記ピボットによる連結が外れるように構成されている、
視認角度調整機構。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
車両用ドアミラー
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-057627
出願人:株式会社石崎本店
-
車両用ミラー駆動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-264223
出願人:市光工業株式会社
前のページに戻る