特許
J-GLOBAL ID:202003012185901426

フェライト・オーステナイト二相ステンレス鋼板および溶接構造物、ならびにそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ブライタス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-117593
公開番号(公開出願番号):特開2019-218613
出願日: 2018年06月21日
公開日(公表日): 2019年12月26日
要約:
【課題】溶接部の耐食性に優れた二相ステンレス鋼板およびそれを用いた溶接構造物の提供。【解決手段】化学組成が、質量%で、C≦0.050%、Si≦2.00%、Mn:0.50〜6.00%、P≦0.050%、S≦0.050%、N:0.08〜0.25%、Cr:17.0〜30.0%、Ni:0.10〜8.00%、Cu:0.10〜1.50%、Nb:0〜0.10%、Mo:0〜3.50%、Sn:0〜1.00%、W:0〜1.00%、V:0〜1.00%、Ti:0〜0.05%、B:0〜0.0050%、Ca:0〜0.0050%、Mg:0〜0.0050%、Al:0〜0.05%、REM:0〜0.50%、残部Feおよび不純物であり、PREN_Mn値40.0未満、DF値40.0〜65.0、溶接部の孔食電位低下量予測値が100mV未満であり、フェライト粒径が12.0μm未満であるフェライト・オーステナイト二相ステンレス鋼板。【選択図】図2
請求項(抜粋):
化学組成が、質量%で、 C:0.050%以下、 Si:2.00%以下、 Mn:0.50〜6.00%、 P:0.050%以下、 S:0.050%以下、 N:0.08〜0.25%、 Cr:17.0〜30.0%、 Ni:0.10〜8.00%、 Cu:0.10〜1.50%、 Nb:0〜0.10%、 Mo:0〜3.50%、 Sn:0〜1.00%、 W:0〜1.00%、 V:0〜1.00%、 Ti:0〜0.05%、 B:0〜0.0050%、 Ca:0〜0.0050%、 Mg:0〜0.0050%、 Al:0〜0.05%、 REM:0〜0.50%、 残部:Feおよび不純物であり、 下記(i)式で計算されるPREN_Mn値が40.0未満であり、 下記(ii)式で計算されるDF値が40.0〜65.0であり、 下記(iii)式で計算される溶接部の孔食電位低下量予測値が100mV未満であり、 鋼板の圧延方向に垂直な断面における、フェライト粒の平均結晶粒径が12.0μm未満である金属組織を有する、 フェライト・オーステナイト二相ステンレス鋼板。 PREN_Mn値=Cr+3.3(Mo+0.5W)+16N-Mn ・・・(i) DF値=7.2×(Cr+0.88Mo+0.78Si)-8.9×(Ni+0.03Mn+0.72Cu+22C+21N)-44.9 ・・・(ii) 溶接部の孔食電位低下量予測値=3.2DF値+54Cu-115 ・・・(iii) 但し、上記式中の元素記号は、鋼中に含まれる各元素の含有率(質量%)であり、含有しない場合は0を代入する。
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/46
FI (3件):
C22C38/00 302H ,  C22C38/58 ,  C21D9/46 Q
Fターム (20件):
4K037EA04 ,  4K037EA05 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA18 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EB05 ,  4K037EB07 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037FB00 ,  4K037FF03 ,  4K037FG00 ,  4K037FG03 ,  4K037FJ07 ,  4K037JA06 ,  4K037JA07
引用特許:
審査官引用 (6件)
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