特許
J-GLOBAL ID:202003015466708101

放射能測定装置、放射能測定方法、放射能情報処理サーバおよび放射能情報処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-170201
公開番号(公開出願番号):特開2020-041930
出願日: 2018年09月12日
公開日(公表日): 2020年03月19日
要約:
【課題】立木等のようにその場から動かせない対象物に由来する放射能濃度が低い場合でも、当該放射能の測定の負荷軽減を図りながら、当該測定精度の向上を図りうる方法等を提供する。【解決手段】第1状態では、筐体14が開状態であり、X線検出器11、12が対象物Xに対して露出するようにX線検出ユニット10が配置され、かつ、遮蔽部材20が対象物Xを囲むように配置されている。筐体14および遮蔽部材20はともに所定のX線としての137Cs由来の32keVのX線に対して遮蔽性を有している。第2状態では、筐体14が閉状態であり、X線検出器1が対象物Xから遮蔽されるようにX線検出ユニット10が配置され、かつ、遮蔽部材20が対象物Xを囲んでいない。第1状態におけるX線検出器11、12の出力信号に応じた所定のX線の線量と、第2状態におけるX線検出器11、12の出力信号に応じた所定のX線の線量と、の差分に応じて、対象物Xに由来する放射能濃度が測定される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも所定のX線としての137Cs由来の32keVにおけるX線の入射線量に応じた信号を出力するX線検出器と、 前記X線検出器を収容する、前記所定のX線に対する遮蔽性を有する金属からなる開閉可能な筐体と、を有するX線検出ユニットと、 前記所定のX線に対する遮蔽性を有する金属部材からなり、かつ、可撓性を有する板状の遮蔽部材と、前記X線検出器の出力信号に応じた前記所定のX線の基準線量を記憶する記憶装置と、 前記X線検出器の出力信号に応じた前記所定のX線の線量と、前記記憶装置により記憶されている前記所定のX線の前記基準線量と、の差分に基づき、前記対象物の放射能濃度を評価するように構成されている演算処理装置と、を有する端末装置と、を備えていることを特徴とする放射能測定装置。
IPC (2件):
G01T 1/167 ,  G01T 7/00
FI (3件):
G01T1/167 C ,  G01T1/167 H ,  G01T7/00 A
Fターム (9件):
2G188AA23 ,  2G188BB03 ,  2G188BB15 ,  2G188CC21 ,  2G188DD30 ,  2G188EE08 ,  2G188EE21 ,  2G188FF02 ,  2G188FF30
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (9件)
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