特許
J-GLOBAL ID:202003015635240289

電動ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 直也 ,  鎌田 文二 ,  中谷 弥一郎 ,  田川 孝由
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-018834
公開番号(公開出願番号):特開2017-137928
特許番号:特許第6704742号
出願日: 2016年02月03日
公開日(公表日): 2017年08月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ブレーキディスク(1)に接触する位置と離反する位置との間で移動可能に支持されたブレーキパッド(7)と、 前記ブレーキパッド(7)の背面を前記ブレーキディスク(1)の周方向に離れた2箇所で押圧するように平行に配置された第1および第2のピストン部材(26a,26b)と、 前記第1および第2のピストン部材(26a,26b)をそれぞれ収容する第1および第2のピストン収容孔(25a,25b)をもつキャリパボディ(6)と、 前記第1および第2のピストン収容孔(25a,25b)の中心線上にそれぞれ配置された第1および第2の回転軸(32a,32b)と、 前記第1および第2の回転軸(32a,32b)の回転をそれぞれ前記第1および第2のピストン部材(26a,26b)の直線運動に変換する第1および第2の直動機構(33a,33b)と、 単一の電動モータ(30)と、 前記単一の電動モータ(30)の回転が入力される入力歯車(35)と、前記第1および第2の回転軸(32a,32b)にそれぞれ動力的に連結された第1および第2の出力歯車(39,40)とを有し、前記第1および第2の出力歯車(39,40)がそれぞれの回転負荷に応じた回転数で回転するように前記入力歯車(35)の回転を前記第1の出力歯車(39)と前記第2の出力歯車(40)とに分配して伝達する差動歯車装置(34)と、 前記入力歯車(35)と前記第1および第2の出力歯車(39,40)の3つの歯車のうちいずれか2つの歯車について、その2つの歯車の相対回転を許容するデフ作動状態と、前記2つの歯車の相対回転を阻止して一体回転させるデフロック状態とを切り換えるデフロック機構(47)と、 を有し、 前記第1および第2のピストン部材(26a,26b)が前進して前記ブレーキパッド(7)の背面を押圧するときは、前記デフロック機構(47)を前記デフ作動状態とすることで、前記第1のピストン部材(26a)から前記ブレーキパッド(7)の背面に作用する押圧力と、前記第2のピストン部材(26b)から前記ブレーキパッド(7)の背面に作用する押圧力とを均一化し、一方、前記第1および第2のピストン部材(26a,26b)が後退して前記ブレーキパッド(7)の背面への押圧を解除するときは、前記デフロック機構(47)を前記デフロック状態とすることで、前記第1の回転軸(32a)の回転負荷と前記第2の回転軸(32b)の回転負荷に差がある場合であっても、第1および第2のピストン部材(26a,26b)を均一に後退させることを可能とした電動ブレーキ装置。
IPC (10件):
F16D 65/18 ( 200 6.01) ,  B60T 13/74 ( 200 6.01) ,  F16D 55/22 ( 200 6.01) ,  F16D 41/08 ( 200 6.01) ,  F16D 43/20 ( 200 6.01) ,  F16D 121/24 ( 201 2.01) ,  F16D 125/48 ( 201 2.01) ,  F16D 125/50 ( 201 2.01) ,  F16D 127/06 ( 201 2.01) ,  F16D 129/08 ( 201 2.01)
FI (10件):
F16D 65/18 ,  B60T 13/74 G ,  F16D 55/22 C ,  F16D 41/08 Z ,  F16D 43/20 ,  F16D 121:24 ,  F16D 125:48 ,  F16D 125:50 ,  F16D 127:06 ,  F16D 129:08
引用特許:
審査官引用 (3件)

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