特許
J-GLOBAL ID:202003015735594819

超音波信号処理装置、超音波信号処理方法、及び、超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 ナカジマ知的財産綜合事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-239550
公開番号(公開出願番号):特開2018-093974
特許番号:特許第6733530号
出願日: 2016年12月09日
公開日(公表日): 2018年06月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の振動子を備えた超音波プローブを用いて被検体に集束型の超音波ビームを送信する送信イベントを複数回繰り返すとともに、各送信イベントに同期して被検体から反射超音波を受波し、受波した反射超音波に基づいて生成される複数の音響線信号を合成して合成音響線信号を得る超音波信号処理装置であって、 送信振動子列を送信イベントごとに前記超音波プローブの振動子の並ぶ方向にシフトしながら、前記送信振動子列の位置によって定まるフォーカス点で超音波ビームが収束するように、前記送信振動子列の各振動子を用いて、前記フォーカス点と、前記送信振動子列の両端に位置する振動子のそれぞれとを結ぶ2つの直線間に位置する範囲として規定される超音波主照射領域に超音波ビームを送信させる送信部と、 各送信イベントに同期して、前記超音波プローブが前記被検体から受波した反射超音波に基づいて、前記超音波プローブの振動子各々に対する受信信号列を生成する受信部と、 前記送信イベントごとに、前記超音波主照射領域のうち、前記フォーカス点より浅い領域の全域を第1対象領域として、前記フォーカス点より深い領域より一部を除外した領域を第2対象領域として、それぞれ設定し、前記第1対象領域内に存在する複数の観測点と前記第2対象領域内に存在する複数の観測点とについて、各観測点から得られた反射超音波に基づく前記受信信号列を整相加算してサブフレーム音響線信号を生成する整相加算部と、 前記整相加算部が生成した前記複数のサブフレーム音響線信号に基づき、前記フレーム音響線信号を合成する合成部と を備え、 前記第1対象領域、前記第2対象領域はいずれも、前記フォーカス点を頂点とする形状であって、前記プローブの振動子が並ぶ向きに直交し前記フォーカス点を通過する直線に対して線対称であり、 前記第2対象領域における前記フォーカス点に該当する頂点の内角は、前記第1対象領域における前記フォーカス点に該当する頂点の内角より小さい ことを特徴とする超音波信号処理装置。
IPC (1件):
A61B 8/14 ( 200 6.01)
FI (1件):
A61B 8/14
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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