特許
J-GLOBAL ID:202003018541829270
連続ビス締付機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
下山 冨士男
, 前田 和男
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-090793
公開番号(公開出願番号):特開2017-196710
特許番号:特許第6712085号
出願日: 2016年04月28日
公開日(公表日): 2017年11月02日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ビス締め付け用のビットを突設配置してこのビットをスイッチ操作とクラッチで回転駆動するグリップユニットと、前記グリップユニットの下方に配置され、前記グリップユニットを下降、上昇可能に支持するとともに、前記ビットの先端を締付作用位置に臨ませ、下方の締め付け対象個所にビスを締め付けるビス締付機本体ユニットと、前記ビス締付機本体ユニットに着脱可能に装着されるとともに、多数のビスを所定の間隔で保持したビスロープを収納し前記ビス締付機本体ユニットに向けて繰り出すマガジンユニットと、を有し、
前記グリップユニットの上昇操作に連動して、前記ビスロープにより保持した各ビスを順に前記ビットの先端下部の締付作用位置に誘導し、前記ビス締付機本体ユニットの下方の締め付け対象箇所に対して、前記ビットを回転状態とした前記グリップユニットの下降操作に連動して、前記ビットの回転力を利用して各ビスを締め付け対象個所に連続的に締め付けるように構成した連続ビス締付機であって、
前記グリップユニットは、前記ビットを回転駆動する回転駆動部の正転、逆転方向を設定するディレクションレバー付きのトリガースイッチを含む構成とし、
前記ビス締付機本体ユニットは、前記ビスロープにより保持されたビスを締付作用位置に案内するフィーダブロック、及びこのフィーダブロックに対向配置したガイドカバー間のギャップを、ガイドカバーの平行移動調整により変更するギャップ調整機構部と、このビスの頭部とビットの先端との干渉を防止しつつ締付作用位置に一本ずつ送り込み可能とするとともに、操作者の操作で前記ビスロープにより保持されたビスを締付作用位置から取り出し可能としたビス送り機構部と、前記ビス締付機本体ユニットの下端部に配置し締め付け対象個所に当接させるスクリューガイドの位置を調整するスクリューガイド位置調整機構部と、前記ビス締付機本体ユニットの後部側に設けた剛性を有するマガジン取り付け機構部と、を具備した構成とし、
前記マガジンユニットは、ビスロープを収納し繰り出すマガジン本体と、このマガジン本体を施蓋する蓋体とを具備し、前記マガジン本体を、前記マガジン本体に配置したバネ性を有するスプリングプレートの弾力を利用して前記ビス締付機本体ユニットに着脱可能に構成した、
ことを特徴とし、
前記ビス送り機構部は、前記グリップユニットの下降、上昇に連動させるフィードレバー操作体と、このフィードレバー操作体の下降、上昇に応答して動作するフィードレバーと、このフィードレバーにより回動可能に支持されたビス送り用のフィードラッチと、前記ビスを締付作用位置に臨ませる状態で係止する回動可能なグリップフィンガーと、前記フィードラッチとグリップフィンガーと連動させる単リンク構造を構成するリリースレバーとを具備し、前記ビスロープにより保持されたビスを、このビスの頭部とビットの先端との干渉を防止しつつ締付作用位置に一本ずつ送り込み可能とするとともに、フィードラッチと、グリップフィンガーと、フィードラッチとグリップフィンガーと連動させる単リンク構造を構成するリリースレバーとを具備し、グリップフィンガーに対する操作者の回動操作で、リリースレバーを介してフィードラッチを連動させ前記ビスロープにより保持されたビスを締付作用位置から取り出し可能に構成した、
ことを特徴とし、
前記ビス締付機本体ユニットにおけるビス送りの確実性やビスロープの取り出し性の簡略化、前記グリップユニットによるビットの回転駆動操作の確実性、前記マガジンユニットの着脱容易化、前記マガジン本体に対する蓋体を着脱簡略化しつつ、使用の操作性を高めたとともに、ビス締め付け機能を高め、かつ、各要素の動作や操作性、迅速性の向上を発揮できるようにしたことを特徴とする連続ビス締付機。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許: