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J-GLOBAL ID:202102212745148527   整理番号:21A1118831

動物炎症モデルにおけるモノテルペンイソプレゴールおよびそのβ-シクロデキストリン(β-CD)包接錯体の抗浮腫および抗炎症活性【JST・京大機械翻訳】

Antiedematogenic and Anti-Inflammatory Activity of the Monoterpene Isopulegol and Its β-Cyclodextrin (β-CD) Inclusion Complex in Animal Inflammation Models
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 630  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7187A  ISSN: 2304-8158  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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イソプレゴール(ISO)は,Melissa officinalisのような異なる植物種で広く見出されるアルコール性モノテルペンであり,既に多くの薬理学的特性を有することが報告されている。他のテルペンのように,ISOは,水にわずかに可溶性である高度に揮発性化合物であり,シクロデキストリン(CD)へのその包接は,その溶解性とバイオアベイラビリティを増加させるための興味深い方法である。したがって,著者らの目的は,げっ歯類モデルにおけるイソプレグオールおよび-シクロデキストリンイソプレゴール包接複合体(ISO/-CD)の抗浮腫および抗炎症活性を評価することであった。抗炎症活性評価のため,慢性(綿ペレット誘導肉芽腫)抗炎症モデルと同様に,抗浮腫性プレチスモメトリーと急性(腹膜炎と胸膜炎)を用いた。ドッキング手順を用いて,H1およびCox-2受容体との相互作用のそれらの結合様式を評価し,分析し,予測した。動物(n=6)は,ISOとISO/-CD,陰性対照(食塩水)と陽性対照(インドメタシンとプロメタジン)に分けた。ISOおよびISO/-CDは,アルブミン血管外漏出,白血球移動およびMPO濃度の低下およびIL-1およびTNF-の滲出液レベルの低下により,急性炎症活性を低下させることができた。ISOおよびISO/-CDは,カラジーナンおよびデキストラン誘発足浮腫における浮腫誘発活性を有意に阻害した。さらに,異物肉芽腫性炎症モデルにおいて,肉芽腫のより低い重量と蛋白質濃度を与えられた,両方の有意に慢性炎症過程を減少させた。結果は,-シクロデキストリン中のISOの含有が,阻害の可能性のある機構としてヒスタミンとプロスタグランジン経路と共にその薬理学的性質を改善し,またこのテルペンの抗炎症プロファイルを強化することを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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引用文献 (87件):
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