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J-GLOBAL ID:202102214347877134   整理番号:21A0384570

亜熱帯北太平洋における溶解不安定リン酸モノエステルおよびジエステルの縦および垂直変動【JST・京大機械翻訳】

Longitudinal and Vertical Variations of Dissolved Labile Phosphoric Monoesters and Diesters in the Subtropical North Pacific
著者 (11件):
資料名:
巻: 11  ページ: 570081  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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溶存有機リン(DOP)の不安定な画分は,主にリン酸エステルから成り,亜熱帯貧栄養海洋における重要な微生物P源である。しかし,リン酸塩と異なり,不安定なDOPに対する知識は,広くて集中的な観察の不足のため,まだ限られている。本研究では,北太平洋(23°N;上部200m層)における>10,000kmの縦方向トランセクトに沿った不安定なリン酸モノエステルとジエステルの濃度とサイズ分別加水分解速度を調べた。深さ統合モノエステルは5倍の最大差で西向きに減少した。東部および西部盆地におけるモノエステルの垂直分布は,それぞれ深さとともに減少傾向および増加傾向を示した。西部盆地のモノエステル枯渇浅層はリン酸塩枯渇と関連し,モノエステラーゼ活性は大サイズ画分(>0.8μm)で支配的であり,モノエステルが特に大きな微生物に対して顕著なP源であることを示唆した。対照的に,ジエステル濃度はモノエステル濃度よりも一般に低く,研究地域において明らかな水平あるいは垂直変動を示さなかった。ジエステルの不明分布パターンにもかかわらず,粒子画分(>0.2μm)におけるジエステラーゼ活性は西部盆地のリン酸塩枯渇浅層において増加し,アッセイにおける標的ジエステルもまた重要な微生物P源であることを示唆した。溶解画分(<0.2μm)におけるジエステラーゼ活性は,環境リン酸塩濃度と相関しなかった。しかし,細胞フリージエステラーゼは,溶解ジエステラーゼ活性が粒子画分におけるそれらより実質的に高いので,Pサイクリングにおいて鍵となる役割を演じた。亜熱帯北太平洋における不安定モノエステルの水平および垂直変動は,従って,特に大きな微生物におけるPストレスによって主に調節され,一方,不安定なジエステルおよびジエステラーゼ活性の分布は,一般に微生物Pストレスに無関係であり,モノエステルとのより複雑な調節を示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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水圏・生物圏の地球化学 
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