抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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MUSES-Cで表される超軌道速度からの再突入カプセルの熱保護システムの最適設計は,将来の小惑星探査ミッションに有用である。膨張管は再突入環境をシミュレートできる風洞であるが,非常に短い試験時間の問題を持ち,十分な感度を有する測定の方法を開発する必要がある。ISAS膨張管で行なった従来のPitot圧力測定において,そのセンサを保護するためにシールドを装備しているが,それは立ち上がり時間を遅くする因子の1つであった。ブレークスルーとして,PVDF膜を有する測定装置の開発が有用であり,それらの特性をこの論文で議論した。インパルスハンマーによる衝撃試験では,全長400mmの測定装置の測定時間は約251μsであり,ISAS膨張管の試験時間に十分であることが明らかになった。また,PVDF膜の出力はインパルスハンマーの入力に比例することが分かった。(翻訳著者抄録)