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J-GLOBAL ID:202102218690809359   整理番号:21A0479895

鳴瀬川流域における2019年の台風19号に対する水田ダムの潜在的洪水緩和効果の評価

EVALUATING POTENTIAL FLOOD MITIGATION EFFECT OF PADDY FIELD DAM FOR TYPHOON NO. 19 IN 2019 IN THE NARUSE RIVER BASIN
著者 (4件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 295-303(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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近年,豪雨事象の強度と頻度の増加に起因する洪水災害を緩和するために,水田ダムと呼ばれる流出制御装置を設置することによって,いくつかの場所は水田の滞留を調整した。他の洪水制御施設と比較して,設置コストは主に水田の排水口での排水制御装置であるためにかなり低く,一方,水田が日本で広く分布しているので,期待効果は有意であった。それゆえ,本研究は,鳴瀬川流域における2019年10月の台風19号に対する水田ダムの潜在的洪水緩和効果を,降雨-流出-氾濫モデルを用いて評価することを目的とする。流域内のすべての水田の潜在的影響を考慮するために,全流域に適用できる単純な1次元水田ダムモデルが開発された。さらに,シナリオ解析が,自由排水の種々の高さと適用割合について実施された。結論として,水田は,自由排水の15cm高さを用いて,流域の全水田において約90百万m3の水を貯留でき,それは鳴瀬川流域の下流における洪水を著しく緩和した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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洪水対策  ,  貯水池,調整池 
引用文献 (17件):
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