抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・日本人がパンを初めて作ったのは1842年に江川坦庵が兵糧パンを試作した時で,保存期間1年程度,厚さ1cm,直径9cmの円形状の乾パン。
・1874年に銀座の木村屋があんパン(酒種・小倉)を販売,1875/4/4に桜の塩漬けをアクセントにしたあんパンを明治天皇に献上したことを記念して4月4日が「あんパンの日」。
・パン発酵に用いられるイーストが日本で入手できるようになったのは1915年なので,それまでのパンには江戸時代から存在した酒種を利用。
・1900年にできたビスケット工場で生地にジャムを挟んで焼くのをみて木村屋がジャムパン(杏ジャム)を発明。
・クリームパンの発明は本郷の中村屋で,1904年にシュークリームを食べた経営者が美味しさに感動,発酵段階で空洞ができるのを防ぐため空気抜きに切れ目を入れてグローブ型に成型。
・その他,「生あん」製造の技術的課題とフィリング専業メーカーの誕生,カレーパンの種類とフィリング注入方法,カレーフィリングの目減りについて記述。