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J-GLOBAL ID:202102225239402820   整理番号:21A0000633

紙素材の包装・容器の技術動向と耐久性,バリア性向上 紙製バリア素材の特徴とその包装材料への応用

著者 (1件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 50-61  発行年: 2020年10月10日 
JST資料番号: L5969A  ISSN: 1346-3926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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・循環型資源の紙素材は,再生可能資源/カーボンニュートラル/リサイクル可/生分解性からプラ代替素材として注目されるも,高機能化が課題であり,食品包装材としてはガスに対するバリア性が最重要課題。
・紙に,酸素や水蒸気,フレーバ等のバリア性を付与した環境に優しいパッケージ用素材の「シールドプラス」(表裏にPE塗工層,プレミア品は水蒸気バリア性向上)開発し,その特徴や展開可能性を紹介。
・特徴;「酸素バリア性」は酸素透過度と水蒸気透過度共に市販バリア素材相当,「フレーバーバリア性」は汎用フィルム相当,菓子/粉末洗剤/香料には高い性能有,「環境適合性」に優れたバリア素材。
・展開の可能性;紙製包装材への機能付与(例,紙管,包装紙/ギフトバック,郵送袋,トイレタリー,ラベル),石油化学由来包装材の紙化(鮮度保持等の軟包装材の代替)。
・紙の用途拡大における課題;「企業連携による技術開発の推進」と共に,環境配慮型プラスチックとの積層,分離・リサイクル技術の獲得,モノマテリアル化(リサイクル容易,機能付与・ヒートシールコーティング)。
シソーラス用語:
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分類 (4件):
分類
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紙・紙製容器の性質・試験  ,  各種紙製品・紙製容器  ,  ポリオレフィン  ,  食品包装 
引用文献 (6件):
  • 葛良忠彦; 機能性包装の基礎と実践, 日刊工業新聞社, 2011, 30
  • 有田俊雄; 「食品と容器」リサイクル化・脱プラスチックの流れの中で進む紙包装のマルチバリアイノベーション, 缶詰技術研究会, 2018, 362-365
  • 内村元一; 環境にやさしい紙製バリア素材 『シールドプラス®』の開発とその可能性, 第54回全日本包装技術研究大会予稿集, 2016, 157-160
  • 週刊東洋経済 (2018.11.3); 加速する脱プラスチック, 東洋経済新報社; 2018, 44-57
  • 環境省; プラスチック資源循環戦略の在り方について (概要), 2019 https://www.env.go.jp/press/files/jp/111258.pdf
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