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J-GLOBAL ID：202102230840709140   整理番号：21A1180038

大規模アンサンブル気候予測データに基づく将来の渇水リスクに関する検討 -兵庫県を対象地域として-

EVALUATION OF FUTURE DROUGHT RISK USING LARGE ENSEMBLE CLIMATE PREDICTION DATA - CASE STUDY ON HYOGO PREFECTURE -

著者 (4件)： 清水浩太郎 (阪神水道企業団 浄水計画課計画係) ,  尾崎平 (関西大学 環境都市工学部) ,  橋本彰博 (福岡大学 工学部社会デザイン工学科) ,  戸田圭一 (京都大学大学院 工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 G(環境)(Web)  (環境工学研究論文集(Web))
巻： 76  号： 6  ページ： II_285-II_293(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0108A  ISSN： 2185-6648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球温暖化による気候変動によって気温の上昇,降水量の増加が予測されている.本研究では兵庫県を対象地域として,大規模アンサンブル気候予測データ(d4PDF)の過去と将来の時間雨量と時間別気温の予測データを用いて,降雨特性,気温の将来変化を分析した.さらに,水収支モデルを用いて気候変動による渇水頻度の変化や時期・規模の傾向について考察した.その結果,渇水リスクを高める要因として,継続無降雨日数の増加,猛暑日,真夏日,夏日の大幅な日数の増加を確認した.また,将来の渇水リスクとして,その発生回数,規模と期間が増大することを示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *アンサンブル予報 ,  *地球温暖化 ,  兵庫県 ,  降雨特性 ,  気温変化 ,  上昇 ,  *渇水 ,  降雨量 ,  経時変化 ,  モデル ,  水収支 ,  リスク分析 ,  渇水期 ,  気象データ
準シソーラス用語： *d4PDF ,  気温上昇 ,  時間雨量 ,  水収支モデル

著者キーワード (4件)： d4PDF ,  global warming ,  drought ,  water budget equation

分類 (1件)： 気候学,気候変動  (DC05140T)

引用文献 (16件)：

• 1) 環境省:IPCC第5次評価報告書の概要-第1作業部会(自然科学的根拠)-,2019年
• 2) 国土交通省:水害レポート 2018,2019年
• 3) 大西暁生,佐藤嘉展,佐尾博志:全国都道府県別における将来水需給ギャップの把握,土木学会論文集,Vol. 71,No. 5,I_369-I_382,2015
• 4) 和田一範,村瀬勝彦,冨澤洋介:地球温暖化に伴う降雨特性の変化と洪水・渇水リスクの評価に関する研究,土木学会論文集,No. 796,II-72,pp23-37,2005
• 5) 渡邉紹裕:地球温暖化と世界と日本の水問題,水資源・環境研究,Vol21,pp15-24,2008

タイトルに関連する用語 (7件)： 大規模 ,  アンサンブル ,  気候予測 ,  渇水 ,  リスク ,  兵庫 ,  地域