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J-GLOBAL ID:202102232450951525   整理番号:21A0332131

Mn-Al合金薄膜のL10規則相形成に及ぼすCr下地層,成長温度,組成の影響

Influences of Cr Underlayer, Growth Temperature, and Composition on the Formation of L10 Ordered Phase in Mn-Al Alloy Thin Film
著者 (7件):
資料名:
巻: 120  号: 274(MRIS2020 5-10)  ページ: 1-5 (WEB ONLY)  発行年: 2020年11月26日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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MnxAl100-x(x=35~100at.%)合金薄膜を室温から500°Cで(001)単結晶基板上に成長させ,膜成長を反射高速電子回折によるその場観察により調べた.基板にはMgOを用い,基板上に直接Mn-Al合金膜を形成した試料に加え,Cr(001)単結晶下地層を基板上にヘテロエピタキシャル成長させ,その上にMn-Al合金膜を形成した試料を準備した.下地層の有無に関わらず,Mnリッチ組成を用いることにより,L10規則相の形成が促進された.一方,L10規則相が形成される膜成長温度の傾向は,下地層の導入で変化した.基板上に直接Mn-Al合金膜を形成する場合,400°C以下で成長させた膜はA12相から構成され,500°Cで成長させた膜ではA12相に加えてL10相が形成された.それに対して,400°C以下でCr下地層上に成長させた膜では,L10規則相のみが得られた.また,Cr下地層の導入は,L10規則相が形成される組成域を拡大させた.そして,L10構造を持つMnxAl100-x(x=58~75)合金膜で,デバイス応用に適する算術平均粗さが0.3nmの良好な平坦性を持つ表面が実現された.(著者抄録)
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分類 (1件):
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磁性材料 
引用文献 (22件):
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