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J-GLOBAL ID：202102245503246334   整理番号：21A0062104

津波避難ビル等の透過構造物に対する漂流物衝突に関する実験

EXPERIMENTS ON COLLISION OF DRIFTING OBJECTS WITH TRANSPARENT STRUCTURES SUCH AS TSUNAMI EVACUATION BUILDINGS

著者 (5件)： 野島和也 (日本工営株式会社 先端研究開発センター) ,  桜庭雅明 (日本工営株式会社 先端研究開発センター) ,  小谷拓磨 (日本工営株式会社 中央研究所) ,  橋本憲二 (八戸工業大学大学院 社会基盤工学専攻) ,  高瀬慎介 (八戸工業大学 土木建築工学科)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 76  号： 2  ページ： I_301-I_306(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年の津波では漂流物被害が広範囲で生じた.構造物に被害をおよぼす漂流物の力は,衝突力だけでなく,漂流物が前面に滞留することで生じる,流れによる間接的な荷重が考えられる.特に津波避難タワーなどに見られる流れを透過する構造は,漂流物の衝突と滞留のリスクが高いと考えられる.しかしながら,漂流物による荷重には未だ不明な点が多く,この影響を説明する解析モデルや算定式は確立されていない.本研究では,水理模型実験で透過構造物に作用する漂流物による荷重を計測し考察を行った.また,応答曲面法を適用し,実験では実施していない任意の水深と漂流物数の条件での荷重の予測を試みた.(著者抄録)

シソーラス用語： *津波 ,  遡上 ,  漂流 ,  構造物 ,  避難 ,  *塔状構造物 ,  流体力 ,  水理模型試験 ,  応答曲面法 ,  予測 ,  衝突 ,  接触 ,  水深
準シソーラス用語： 地震津波 ,  *漂流物 ,  被害 ,  タワー ,  透過性 ,  建物 ,  *津波荷重 ,  衝突荷重 ,  水理模型実験

著者キーワード (5件)： tsunami drift ,  collision force ,  evacuation tower ,  hydraulic experiment ,  response surface

分類 (5件)： 波浪,潮流  (DC06040R) ,  地震活動  (DC03030L) ,  水理学一般,水理実験  (RC10011E) ,  流体波  (RC10013M) ,  流水中におかれた物体  (RC10030J)

引用文献 (15件)：

• 1) 後藤智明:津波による木材の流出に関する計算,第30回海岸工学講演会論文集, pp. 594-597, 1983.
• 2) 野島和也,桜庭雅明,小園裕司:津波バリアの影響を考慮した実務的な津波漂流物計算モデルの開発,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 71, No. 2, pI_283-I_288, 2015.
• 3) 鴫原良典,許松,多田毅:津波漂流物モデルの現地スケール問題への適用に関する考察,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 72, No. 2, p. I_427-I_432, 2016.
• 4) 米山望,永島弘士:複雑な移動・回転を考慮した津波漂流物の三次元数値解析手法の開発,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol 65, No. 1, P, 266-270, 2009.
• 5) 水産庁漁港漁場整備部:漁港の津波漂流物対策施設設計ガイドライン(案),119p,2016.

タイトルに関連する用語 (6件)： 津波避難ビル ,  透過 ,  構造物 ,  漂流物 ,  衝突 ,  実験