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J-GLOBAL ID:202102251082573263   整理番号:21A0131821

東南極における海域-陸域シームレス堆積物掘削研究の展望

Perspectives on a Seamless Marine-lake Sediment Coring Study in East Antarctica
著者 (17件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: 591-610(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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南極氷床(AIS)は,将来の海水準変動に対する最大の潜在的寄与要因の1つである。最近,レーダ高度測定,干渉計および重力測定を含む衛星観測を用いたいくつかの研究に基づき,底面融解および氷山分離によるAIS体積損失の加速が報告されている。氷床と気候力学を結びつけ,棚氷を支えるバットレスの水破壊機構を組み込んだ最近のモデルは,次の500年間,より高い海面上昇シナリオを予測する。しかし,これらのモデルからの海面上昇予想の較正と再現性は,過去の暖期間の地質学的海面再構築に依拠している。これは,過去のAISの極めて信頼できる復元が,その安定性と将来の海面上昇への寄与の予測を評価するのに必須であることを示唆する。特に,東南極における相対的海水準復元は,問題点を解決するための鍵であり,将来の予測を改善する。東南極縁辺沿いの海水準変動の現状理解をレビューし,東南極縁辺の海洋から湖へのシームレス堆積物掘削に基づいて,このトピックスに取組む新しい戦略を提案した。このプロジェクトは,最後の間氷期以来のAIS変化に関する本質的なデータを提供するであろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
分類
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雪氷学 
引用文献 (101件):

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