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J-GLOBAL ID：202102251169334606   整理番号：21A0451856

低群速度・低分散二次元GaAsフォトニック結晶導波路を用いた高効率で調整可能なテラヘルツ波発生の数値的研究

Numerical investigation of highly efficient and tunable terahertz-wave generation using a low-group-velocity and low-dispersion two-dimensional GaAs photonic crystal waveguide

著者 (5件)： NAKAHAMA Teruyuki (Wakayama Univ., Wakayama, JPN) ,  OZAKI Nobuhiko (Wakayama Univ., Wakayama, JPN) ,  ODA Hisaya (Chitose Inst. of Sci. and Technol., Hokkaido, JPN) ,  IKEDA Naoki (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  SUGIMOTO Yoshimasa (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 59  号： 9  ページ： 090903(7pp)  発行年： 2020年09月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・2D低群速度・低分散二次元GaAsフォトニック結晶導波路(GaAs LVLDPhC-WG)を使用した高効率的で調整可能なTHz波発生法を数値シミュレーションによって実証。
・フォトニックバンド構造の計算では,PhC-WGのアレイで気孔半径を適切に選択することにより,帯域幅が約1.75THzの低速光領域でLVLD特性を観察。
・FDTDシミュレーションの結果は,LVLD PhC-WGの非線形偏光によって生成されたTHz振動の強度が,バルクGaAs導波路の強度に比べて2桁以上向上。
・さらに,LVLD PhC-WGを使用することにより,ピーク電力を維持しながら,周波数が数THzまでの調整可能なTHz波の生成を確認。
・これらの結果は,半導体材料に基づいて,非常に小さなフットプリントで高効率・調整可能なTHz波源を実現するための代替のTHz波生成方法を提示。

シソーラス用語： *光導波路 ,  ヒ化ガリウム ,  *発生 ,  シミュレーション ,  バンド構造 ,  有限差分時間領域法
準シソーラス用語： フォトニック結晶導波路 ,  *THz波発生 ,  数値シミュレーション ,  フォトニックバンド構造 ,  FDTD

分類 (2件)： 光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 群速度 ,  GaAs ,  フォトニック結晶導波路 ,  高効率 ,  テラヘルツ波発生 ,  数値 ,  研究