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J-GLOBAL ID：202102251664255200   整理番号：21A0060957

現地観測記録に基づく丸太打設液状化対策効果の検証の試み

Verification of Liquefaction Mitigation Effect Used Log Piles Based on Field Observation Records

著者 (4件)： 原忠 (高知大) ,  黒崎颯 (高知大 理工) ,  芳本健太 (高知大 大学院) ,  沼田淳紀 (飛島建設)
資料名： 地盤改良シンポジウム論文集(CD-ROM)
巻： 14th  ページ： ROMBUNNO.12-04  発行年： 2020年 
JST資料番号： L4179B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・近年の大地震では,液状化による被害が全国的に報告されているが,南海トラフを震源とする地震では,西日本一帯に被害が予測され,液状化対策は喫緊の課題。<br/>・筆者らは,木材を地盤内に大量に打ち込み地盤を締固めながら,地球温暖化緩和にも貢献する丸太打設液状化対策&カーボンストック工法(以下,LP-LiC工法)を提案。<br/>・現在までに,丸太打設の有無による液状化の程度や締固め効果を,大型振動台実験や施工箇所から不撹乱採取した試料の繰り返し非排水三軸試験などから評価。<br/>・LP-LiC工法で地盤改良した高知市仁井田地区に現地の地震動と間隙水圧の観測施設を設置し,潮位による地盤内の圧力水頭の変動と小地震による過剰間隙水圧を観測。

シソーラス用語： *記録 ,  *杭工事 ,  *災害対策 ,  乱さない試料 ,  採取 ,  効果 ,  締固め ,  振動台試験 ,  大型 ,  *三軸圧縮試験 ,  *再現性 ,  *排水
準シソーラス用語： 液状化対策 ,  観測記録 ,  丸太打設 ,  繰り返し非排水三軸試験 ,  大型振動台実験 ,  締固め効果 ,  不撹乱採取

分類 (2件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (22件)：

• 原,Hazarika,黒田,栗林,西,古市,竹澤,大角:東北地方太平洋沖地震で複合災害を受けた河川堤防の被災要因分析,地盤工学ジャーナル,Vol.9,No.4,pp.645-658,2014.
• 宮城県亘理町総務課:亘理町東日本大震災活動等記録集,2013.
• 内閣府南海トラフの巨大地震モデル検討会:南海トラフの巨大地震モデル検討会 (第二次報告)強震断層モデル編 (別添資料)-液状化可能性、沈下量について-,2012.
• 沼田,村田,Saima,三村,原:大型振動実験による丸太打設の液状化対策効果,土木学会論文集 A1,Vol.71,No.4,pp.274-283,2015.
• 原,坂部,沼田,三村:三軸試験による丸太打設後の浅層地盤の液状化検討,第49回地盤工学研究発表会発表講演集,pp.1603-1604,2014.

タイトルに関連する用語 (6件)： 現地 ,  観測記録 ,  丸太打設 ,  液状化対策 ,  検証 ,  試み