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J-GLOBAL ID：202102255402610110   整理番号：21A2278478

環境中に放流される有機性排水を起源とするGHGs排出量算定方法の開発

著者 (4件)： 毛塚拳巧 (東洋大) ,  各務絢香 (東洋大) ,  山崎宏史 (東洋大) ,  蛯江美孝 (環境研)
資料名： 下水道研究発表会講演集
巻： 58th  ページ： 449-451  発行年： 2021年07月09日 
JST資料番号： S0315B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・下水処理場からの温室効果ガス排出量算定の排出係数は,これまでの調査による値が存在するが,河川等への放流後,自然界で分解され排出されるものには調査データが僅か。
・埼玉県の2処理場が排水する河川で,合流前河川水と合流後7地点における,水質分析項目と,DO,pH,ORP,水温,流量,濃度を毎月1回計測。
・両河川とも放流点から600mの間に硝化反応の結果とみられるNH₄-N濃度の減少とD-N₂O-N濃度の増加を観測。
・河川生成のD-N₂O-N量を,(放流T-N量)x(NH₄-N含有係数)で除する,D-N₂O-N排出係数計算式を提示。

シソーラス用語： 下水処理施設 ,  温室効果ガス排出量 ,  排出量 ,  埼玉県 ,  硝化 ,  *酸化二窒素
準シソーラス用語： N2O排出 ,  亜酸化窒素 ,  *下水処理場 ,  *河川放流 ,  硝化反応 ,  *排出係数

分類 (3件)： 河川汚濁  (SB02020F) ,  下水・廃水処理施設  (SC03020P) ,  大気汚染一般  (SB03010B)

引用文献 (6件)：

• 温室効果ガスインベントリオフィス編,環境省地球環境局総務課低炭素社会推進室監修(2020)日本国温室効果ガスインベントリ報告書
• 各務ら,下水道処理後排水からの脱気によるN₂O排出挙動解析,土木学会第48回関東支部技術研究発表会(2021)
• Huet. al., Greenhouse gases emission from the sewage draining rivers, Science of the Total Environment 612 (2018) 1454-1462
• Burgos ら, Anthropogenic effects on greenhouse gas emissions in the Guadalete River Estuary, Science of The Total Environment 503-504 (2015) 179-189
• 長谷川ら,都市および農業地域に位置する河川からの亜酸化窒素の生成と放出,土木学会論文集 62(1)(2006) 183-190

タイトルに関連する用語 (7件)： 環境 ,  放流 ,  排水 ,  起源 ,  排出量 ,  算定 ,  開発