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J-GLOBAL ID：202102258497980291   整理番号：21A0131918

高粘度液解繊カーボンナノチューブの応用

Application of Carbon Nanotubes Unravelled by Viscous Liquids

著者 (5件)： 小橋和文 (国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ナノチューブ実用化研究センター) ,  関口貴子 (国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ナノチューブ実用化研究センター) ,  山田健郎 (国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ナノチューブ実用化研究センター) ,  室賀駿 (国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ナノチューブ実用化研究センター) ,  岡崎俊也 (国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ナノチューブ実用化研究センター)
資料名： 粉体工学会誌  (Journal of the Society of Powder Technology, Japan)
巻： 57  号： 8  ページ： 446-448(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0129A  ISSN： 0386-6157  CODEN： FKKADA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 工業用途のためのカーボンナノチューブ(CNT)の固有特性の完全利用のために,品質の保存はマトリックス中の分散プロセスを通じて重要である。粘性ゴムベース化合物中のCNT粉末の予備分散によってCNT品質を維持するCNTゴム複合材料の10⁴倍増強した電気伝導率を実証した。さらに,より高い粘度溶媒がCNT品質の僅かな減少でCNT粉末を効率的に解繊できることを見出した。この方法は,長くて重い従来の分散法を回避でき,CNT産業に広く応用できる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  複合材料 ,  *フィブリル化 ,  分散化 ,  有機溶媒 ,  粘度 ,  電気伝導率 ,  *充填材料
準シソーラス用語： ゴム複合材料

著者キーワード (12件)： カーボンナノチューブ ,  前分散 ,  解明 ,  粘性液体 ,  ゴム ,  伝導率 ,  カーボンナノチューブ ,  前分散 ,  解明 ,  粘性液体 ,  ゴム ,  伝導率

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

引用文献 (8件)：

• [1] The Global Market for Carbon Nanotubes, Future Market, Inc. (UK) (2019) 29-53.
• [2] K. Kobashi, S. Ata, T. Yamada, D. N. Futaba, M. Yumura, K. Hata, A dispersion strategy: Dendritic carbon nanotube network dispersion for advanced composites, Chem. Sci. 4 (2013) 727-733.
• [3] K. Kobashi, A. Sekiguchi, T. Yamada, T. Okazaki, Unravelling effect of carbon nanotube powders by highly viscous liquids, J. Soc. Powder Technol. Japan 56 (2019) 563-566.
• [4] K. Kobashi, A. Sekiguchi, T. Yamada, S. Muroga, T. Okazaki, Dispersions of high-quality carbon nanotubes with narrow aggregate size distributions by viscous liquid for conducting polymer composites, ACS Appl. Nano Mater. 3 (2020) 1391-1399.
• [5] K. Hata, D. N. Futaba, K. Mizuno, T. Namai, M. Yumura, S. Iijima, Water-assisted highly efficient synthesis of impurity-free single-walled carbon nanotubes, Science 306 (2004) 1362-1364.

タイトルに関連する用語 (4件)： 高粘度液 ,  解繊 ,  カーボンナノチューブ ,  応用