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J-GLOBAL ID:202102258634796337   整理番号:21A0024313

広範囲のヒト組織におけるSARS-CoV-2細胞受容体遺伝子ACE2の発現【JST・京大機械翻訳】

Expression of the SARS-CoV-2 cell receptor gene ACE2 in a wide variety of human tissues
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 1-7  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7496A  ISSN: 2049-9957  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2019年12月の発見以来,重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)は世界中で2180000人以上感染し,2020年4月16日より150000人以上の死亡を引き起こした。コロナウイルス病2019(COVID-19)を引き起こすウイルスであるSARS-CoV-2は,ヒト細胞に侵入する細胞受容体としてアンギオテンシン変換酵素2(ACE2)を使用する。したがって,ACE2はSARS-CoV-2感染の機構を理解する鍵である。本研究は,SARS-CoV-2感染の機構への洞察を提供するために,様々なヒト組織におけるACE2発現を調査することである。著者らは,2側面のStudentのt検定を用いて,男性と女性の間の31の正常ヒト組織および若年(年齢≦49歳)と高齢者(年齢>49歳)の間のACE2発現レベルを比較した。また,ピアソン相関試験を用いて,種々の組織におけるACE2発現と免疫シグネチャ間の相関を調べた。ACE2発現レベルは小腸,精巣,腎臓,心臓,甲状腺および脂肪組織で最も高く,血液,脾臓,骨髄,脳,血管および筋肉で最も低かった。ACE2は,肺,結腸,肝臓,膀胱および副腎において中程度の発現レベルを示した。ACE2は,どの組織でも,男性と女性の間で,または若年者と高齢者の間で異なって発現しなかった。皮膚,消化器系,脳および血管において,ACE2発現レベルは,男性と女性の両方で免疫シグネチャと正に相関した。甲状腺および肺において,ACE2発現レベルは,それぞれ,男性および女性において,免疫シグネチャと正に相関し,そして,肺において,それらは,それぞれ,より高齢および若年群において,陽性および負の相関を持った。著者らのデータは,SARS-CoV-2が肺以外の他の組織に感染し,異なる性,年齢,および人種を有するヒトに等しく感染するかもしれないことを示す。SARS-CoV-2感染に対する異なる宿主免疫応答は,このウイルスに感染する男性と女性,若年および高齢者が,著しく異なる疾患重症度を有する理由を部分的に説明する。本研究はSARS-CoV-2パンデミックにおけるACE2の役割への新しい洞察を提供する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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ウイルス感染の生理と病原性 
引用文献 (19件):

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