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J-GLOBAL ID:202102261006847895   整理番号:21A0015310

COVID-19による137人の死亡患者の臨床的特徴および免疫応答: 後向き研究【JST・京大機械翻訳】

Clinical Characteristics and Immune Responses of 137 Deceased Patients With COVID-19: A Retrospective Study
著者 (5件):
資料名:
巻: 10  ページ: 595333  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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目的:本研究は,臨床的特徴と免疫応答を明らかにすることにより,コロナウイルス疾患2019患者における死亡と関連する因子を評価することを目的とした。方法:サイトカインとリンパ球サブセットを含む臨床的特徴と検査所見を,武漢Tongji病院における患者の電子カルテから得た。【結果】本研究は,確認されたCOVID-19を有する836人の患者を含んだ。全体で,699(83.6%)が治癒し,退院し,137(16.4%)が死亡した。著者らの分析は,年齢≧65歳,男性性,悪性腫瘍,慢性閉塞性肺疾患,呼吸困難,めまい,呼吸速度>20bpm,心拍数>100bpm,収縮期血圧<90mmHg,好中球>6.3×109/L,リンパ球減少症,血小板減少症,D-ダイマー≧0.5mg/L,血中尿素窒素>9.5mmol/L,推定糸球体濾過率<90ml/ml,C反応性蛋白質≧25mg/L,プロカルシトニン≧0.05ng/ml,およびフェリチン>400μg/L,はCOVID-19患者の死亡と関連していた。多変量ロジスティック回帰分析は,推定糸球体濾過率<90ml/分/1.73,心臓トロポニンIの上昇,C反応性蛋白質≧25mg/L,プロカルシトニン≧0.05ng/mlが死亡率の予測であることを明らかにした。免疫応答に関して,IL-2R,IL-6,IL-8,IL-10,およびTNFαは入院時の死亡群で顕著に高く,死亡群におけるIL-2R,IL-6,IL-8,IL-10,およびTNFαのレベルは急速な増加を示した。これらサイトカインの動力学は,疾患悪化と非常に一致した。リンパ球サブセット分析により,死亡患者はリンパ球数,特にヘルパーT細胞,サプレッサーT細胞及びNK細胞の有意な減少を示した。結論:本研究は,推定糸球体濾過率<90ml/分/1.73,心臓トロポニンIの上昇,C反応性蛋白質≧25mg/Lおよびプロカルシトニン≧0.05ng/mlが,COVID-19患者における死亡率の予測因子であることを確認した。IL-2R,IL-6,IL-8,IL-10およびTNFα,およびリンパ球サブセット,特にヘルパーT細胞,サプレッサーT細胞,およびNK細胞の減少を含む,サイトカインレベルの上昇および継続的な増加傾向は,予後不良と関連していた。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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