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J-GLOBAL ID:202102261201440249   整理番号:21A0132283

食品への光照射によるリボフラビンの損失

Effects of fluorescent light on riboflavin contents of foods
著者 (2件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 93-101(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L3330A  ISSN: 1346-9770  CODEN: NSGIFO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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各種食品のリボフラビンの残存量を評価するために,植物性及び動物性食品及び加工食品試料に,4°C下で,4000ルクスの蛍光灯光を6時間を照射した。日本のワサビ(生)では,リボフラビン残存率は63.7%で,植物性試料の中での最低残存率であった。また,ナッツ3試料,乾燥アーモンド(Prunus dulcis),フライドアーモンド,フライドカシューナッツ(Anacardia occidentale),及びキノコ2試料,エノキタケ(Flanmulina velutipes)とブナシメジ(Hypsizygus tesselatus)が,80%以下の残留率であった。これに対し,エダマメ,モロヘイヤ(Corchorus olitorius,生)やアシタバ(Angelica keiskei)のような葉菜のリボフラビン含有量は減少しなかった。一方,すべての動物性食品及び加工食品試料のリボフラビン残存量は少なく,特にヨーグルト及びプリンは,それぞれ14.4%と44.7%の残存率であった。植物性食品と動物性食品との間のリボフラビン残存率の違いは,各食品のリボフラビン分解阻害に有効なビタミンの存在を反映していると推測された。本研究結果から,蛍光光照射した食品中のリボフラビンの残存率が,食品よって異なることが明らかになった。このことから,光感受性食品は,配送システム中だけでなく,店舗のショーケースでも,光に対する防護対策を採るべきであることが示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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食品の化学・栄養価  ,  食品の変質  ,  食品の品質 
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