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J-GLOBAL ID：202102263201479993   整理番号：21A0131913

二相流体透過シミュレーションに基づいた 粒子規則構造の毛管圧力評価のための毛細管代表径の提案

Characteristic Capillary Diameter to Evaluate Capillary Pressure of Ordered Particle Structures Based on Simulation of Two-Phase Flow

著者 (4件)： 山本知世 (岡山大学大学院 自然科学研究科 応用化学専攻) ,  三野泰志 (岡山大学大学院 自然科学研究科 応用化学専攻) ,  中曽浩一 (岡山大学大学院 自然科学研究科 応用化学専攻) ,  後藤邦彰 (岡山大学大学院 自然科学研究科 応用化学専攻)
資料名： 粉体工学会誌  (Journal of the Society of Powder Technology, Japan)
巻： 57  号： 8  ページ： 417-423(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0129A  ISSN： 0386-6157  CODEN： FKKADA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粒子濡れ性は製造プロセスを設計したり,粉末と製薬技術における製品性能を評価する上で重要な特性である。液体浸透法は粒子濡れ性を評価するために一般的に使用される。しかし,粒子床中に現れる毛細管圧は粒子床を通る流体運動に基づく特性的毛細管直径で計算されるので,この方法は接触角を過大評価する。本研究では,秩序粒子層への液体浸透をシミュレーションして,流体運動に基づく特性直径は毛細管圧力を正確に推定できないことを示した。さらに,粉体層における最も狭い流路のために定義される2つの新しい特性直径を提案した。提案した直径はシミュレーション結果と合理的に一致し,提案した特性毛細管径から毛細管圧力を合理的に推定できることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 粉体工学 ,  *濡れ ,  *粉体層 ,  浸透 ,  *接触角 ,  毛細管流動 ,  パラメタリゼーション ,  流動解析 ,  計算機シミュレーション ,  モデル検査 ,  解析 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 濡れ性

著者キーワード (10件)： 粒子濡れ性 ,  液体浸透 ,  Washburn方程式 ,  格子Boltzmann法(LBM) ,  毛細管径 ,  粒子濡れ性 ,  液体浸透 ,  Washburn方程式 ,  格子Boltzmann法(LBM) ,  毛細管径

分類 (2件)： 粉体工学  (XD03010M) ,  装置内の流れ  (XD01010Y)

引用文献 (19件)：

• [1] D. Geogiou, E. P. Kalogianni, Height-time and weight-time approach in capillary penetration: Investigation of similarities and differences, J. Colloid Interf. Sci. 495 (2017) 149-156.
• [2] N. Fries, M. Dreyer, An analytic solution of capillary rise restrained by gravity, J. Colloid Interf. Sci. 320 (2008) 259-263.
• [3] S. Kirdponpattara, M. Pfisalapgong, B. Z. Newby, Applicability of Washburn capillary rise for determining contact angles of powders/porous materials, J. Colloid Interf. Sci. 397 (2013) 169-176.
• [4] The society of chemical engineers, Japan (ed.), Kiso Kagaku Kogaku, Baifukan (1999) pp. 197-198.
• [5] K. Hashimoto, H. Ogino (eds.), Gendai Kagaku Kogaku, Sangyo Tosho (2001) p. 265.

タイトルに関連する用語 (8件)： 流体 ,  透過 ,  シミュレーション ,  規則構造 ,  毛管圧力 ,  評価 ,  毛細管 ,  提案