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J-GLOBAL ID:202102278873047520   整理番号:21A0291302

硫酸化ビザンチンは細菌増殖と生存力に影響せずにStreptococcus属を主体としたバイオフィルムの脱離を引き起こす【JST・京大機械翻訳】

Sulfated vizantin causes detachment of biofilms composed mainly of the genus Streptococcus without affecting bacterial growth and viability
著者 (15件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-14  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7367A  ISSN: 1471-2180  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近開発された免疫刺激薬である硫酸化イアンチンも抗バイオフィルム特性を発揮することが見出されている。それは殺菌剤ではなく,生物膜構造安定性を低下させることにより脱離促進剤として作用した。この研究は,ヒト唾液に由来する2種類の異なるex vivo経口バイオフィルムモデルを用い,この活性とその種特異性の基になる機構を検討することを目的とした。主にStreptococcus属と50μMの硫酸化イザンチンを含むバイオフィルムは,0.2%のショ糖が供給される時でさえ,500rpmで15秒間回転してその基底面から有意に脱離した。Streptococcus種の同定後の生物膜形成と細菌付着に関連する遺伝子の発現分析は,同種生物膜中の様々なStreptococcus種が水溶性グルカンの生合成に関与するグルコシルトランスフェラーゼをコードする遺伝子のダウンレギュレーションを示すことを明らかにした。表面蛋白質をコードするいくつかの遺伝子の発現も下方制御された。Streptococcus属に関与する2つのクオラムセンシングシステムのうち,3種,Streptococcus oralis,Streptococcus gordonii,およびStreptococcus mutansにおけるluxSの発現は,50μM硫酸化イアンチンの存在下で有意に下方制御された。生物膜脱離は,これらの変調による構造安定性の低下により促進される。非特異的反応として,50μM硫酸化イザンチンは細胞表面への結合により細胞表面疎水性を低下させ,細菌付着の減少をもたらした。硫酸化されたイザンチンは,常在ミクロフローラを保存しながら,バイオフィルムマトリックスを標的とする新しい抗バイオフィルム戦略の候補である可能性がある。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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抗細菌薬の基礎研究  ,  下水,廃水の生物学的処理 
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