特許
J-GLOBAL ID:202103001985908696

端子、並びにこれを用いた端子付き電線、及び電気接続部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 三好 秀和 ,  高橋 俊一 ,  伊藤 正和 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-182024
公開番号(公開出願番号):特開2021-057313
出願日: 2019年10月02日
公開日(公表日): 2021年04月08日
要約:
【課題】異種金属間の接触部におけるガルバニック腐食を抑制可能な端子、並びにこれを用いた端子付き電線、及び電気接続部材を提供する。【解決手段】端子は導体接続部と端子接続部とグラフェン膜とを備える。第1金属材料と電線の導体を形成する第3金属材料とのイオン化傾向が異なる場合においては、導体接続部に対して電線の導体が電気的に接続されたときに、第1表面と電線の導体との間に配置されるようにグラフェン膜が設けられる。第2金属材料と相手方端子の表面を形成する第4金属材料とのイオン化傾向が異なる場合においては、端子接続部に対して相手方端子が電気的に接続されたときに、第2表面と相手方端子の表面との間に配置されるようにグラフェン膜が設けられる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電線の導体と電気的に接続されるように設けられた導体接続部と、 相手方端子と電気的に接続されるように設けられた端子接続部と、 グラフェン膜と、 を備え、 前記導体接続部の少なくとも一部の第1表面は第1金属材料により形成され、 前記端子接続部の少なくとも一部の第2表面は第2金属材料により形成され、 前記グラフェン膜は、前記第1表面のさらに外表面、及び、前記第2表面のさらに外表面の少なくともいずれか一方に設けられ、 前記第1金属材料と前記電線の導体を形成する第3金属材料とのイオン化傾向が異なる場合においては、前記導体接続部に対して前記電線の導体が電気的に接続されたときに、前記第1表面と前記電線の導体との間に配置されるように前記グラフェン膜が設けられ、 前記第2金属材料と前記相手方端子の表面を形成する第4金属材料とのイオン化傾向が異なる場合においては、前記端子接続部に対して前記相手方端子が電気的に接続されたときに、前記第2表面と前記相手方端子の表面との間に配置されるように前記グラフェン膜が設けられる、端子。
IPC (5件):
H01R 13/03 ,  H01R 4/62 ,  C01B 32/194 ,  C01B 32/186 ,  H01B 7/00
FI (5件):
H01R13/03 A ,  H01R4/62 A ,  C01B32/194 ,  C01B32/186 ,  H01B7/00 306
Fターム (14件):
4G146AA01 ,  4G146AB07 ,  4G146AD22 ,  4G146AD40 ,  4G146BA04 ,  4G146BA11 ,  4G146BA12 ,  4G146BA13 ,  4G146BA48 ,  4G146BA49 ,  4G146BC09 ,  4G146BC15 ,  4G146CB17 ,  5G309FA05
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 端子付き電線
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-242598   出願人:住友電装株式会社
  • 導電体および導電体の製造方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2015-501695   出願人:タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション
  • 電気接続構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-216091   出願人:株式会社オートネットワーク技術研究所, 住友電装株式会社, 住友電気工業株式会社, 国立大学法人九州大学
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審査官引用 (4件)
  • 導電体および導電体の製造方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2015-501695   出願人:タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション
  • 電気接続構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-216091   出願人:株式会社オートネットワーク技術研究所, 住友電装株式会社, 住友電気工業株式会社, 国立大学法人九州大学
  • 端子付き電線
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-242598   出願人:住友電装株式会社
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