特許
J-GLOBAL ID:202103003860142503

変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 顕雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-144533
公開番号(公開出願番号):特開2018-013218
特許番号:特許第6834217号
出願日: 2016年07月22日
公開日(公表日): 2018年01月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 変速機構と、駆動源と前記変速機構との間に設けられ、前記駆動源側に接続されたインペラと、前記変速機構側に接続されたタービンとを有し、流体を介して前記インペラと前記タービンとの間の動力の伝達が可能であるとともに、前記駆動源側と前記タービンとの間を機械的に接続して動力の伝達を制御可能なロックアップクラッチを有するトルクコンバータと、前記トルクコンバータと前記変速機構との間に配置され、前記トルクコンバータと前記変速機構との間での動力の伝達を制御可能な2つのクラッチを含むクラッチ装置と、を備える変速機の制御装置であって、 前記ロックアップクラッチは、前記ロックアップクラッチを押圧するピストンを介して設けられた第1油圧室と、第2油圧室との作動油の差圧により締結力を調整できるようになっており、 前記トルクコンバータの前記ロックアップクラッチを接続する所定の条件を満たすか否かを判定する開始判定手段と、 前記開始判定手段により所定の条件を満たすと判定された場合に、前記クラッチ装置の2つのクラッチの内の駆動輪への駆動力伝達に用いられている利用側クラッチをスリップ状態として、前記利用側クラッチにより伝達可能な許容トルクが、前記タービンのトルクに一致するように制御する第1クラッチ制御手段と、 前記許容トルクが前記タービンのトルクに一致した場合に、前記ロックアップクラッチを締結するように、前記第1油圧室と前記第2油圧室との作動油の油圧の制御を開始するロックアップクラッチ制御手段と、 前記ロックアップクラッチ制御手段による前記油圧の制御の開始後、前記クラッチ装置の利用側クラッチとは別の待機側クラッチが、前記変速機構において前記利用側クラッチよりも低速段の状態で前記変速機構のアウトプットシャフトに接続されている場合に、前記待機側クラッチをスリップ状態とするように制御すると共に、前記待機側クラッチをスリップ状態にすることにより減少した前記アウトプットシャフトへのトルクを補うように、前記許容トルクを増加させるように制御する第2クラッチ制御手段と、 を備える変速機の制御装置。
IPC (4件):
F16D 48/02 ( 200 6.01) ,  F16H 61/04 ( 200 6.01) ,  F16H 61/14 ( 200 6.01) ,  F16H 61/688 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16D 48/02 640 A ,  F16H 61/04 ,  F16H 61/14 601 R ,  F16H 61/688
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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