特許
J-GLOBAL ID:202103005981242915

外科用器具の動作工程をバイパスするためのシステムを備える外科用器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 加藤 公延 ,  大島 孝文
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-504788
特許番号:特許第6858746号
出願日: 2016年07月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】 患者の組織を処置するための外科用ステープラであって、 ハンドルと、 前記ハンドルから延びるシャフトと、 前記シャフトから延びるエンドエフェクタであって、開放構成及び閉鎖構成で構成可能であり、 第1の顎部と、 第2の顎部であって、前記エンドエフェクタを前記閉鎖構成にするように前記第1の顎部に向かって移動可能である、第2の顎部と、 ステープルキャビティを含むカートリッジ本体と、 前記ステープルキャビティ内に着脱可能に格納されたステープルと、 前記ステープルを変形させるように構成されたアンビルと、 を含む、エンドエフェクタと、 前記第2の顎部を前記第1の顎部に向かって移動させるように構成された閉鎖システムと、 発射システムであって、 ステープルドライバであって、前記発射システムが、発射ストローク中に前記ステープルドライバを前記アンビルに向かって押し、かつ後退ストローク中に前記ステープルドライバを後退させるように構成されている、ステープルドライバと、 切断ストローク中に前記組織を切断するように構成された切断部材であって、前記切断ストローク中に前記カートリッジ本体から露出する切断縁部を含む、切断部材と、 を含む、発射システムと、 前記ステープルドライバの部分的なまたは完全な作動の前に、前記切断部材が作動することを防止するように構成されたロックアウトと、 前記発射ストローク中に前記ステープルドライバが後退することを防止するように構成されたロックと、 前記発射ストローク中に前記ステープルドライバが後退し得るように、前記ロックを克服するように構成されたバイパスと、 を備える、外科用ステープラにおいて、 (i) 前記ステープルドライバは発射バーを備え、前記切断部材は切断バーを備え、前記ロックは、前記切断バーを作動させている間に、前記発射バーを定位置に保持するように構成されており、前記ロックは、前記ハンドルに装着された第1の端部と、前記発射バーのラックに係合された第2の端部とを含み、前記発射バーの前記ラックは、前記発射バーが前記ロックに対して遠位側に移動することを許容し、かつ前記ロックが前記発射バーから解放されるまで前記発射バーが前記ロックに対して近位側に移動することを防止するように構成された、長手方向列の歯を含むか、 (ii) 前記ステープルドライバは発射バーを備え、前記切断部材は切断バーを備え、前記ロックは、前記切断バーを作動させている間に、前記発射バーを定位置に保持するように構成されており、前記切断バーはラックを含み、前記切断バーの前記ラックは、前記切断バーがその切断ストロークを完了するまで前記切断バーが前記ロックに対して遠位側に移動することを許容するように構成された、長手方向配列の歯を含み、前記切断バーがその切断ストロークを完了した際、前記ロックは、前記発射バー及び前記切断バーの端部から滑り落ち、前記発射バー及び前記切断バーから係合解除されるように構成されているか、 (iii) 前記バイパスは、前記発射ストローク及び/又は前記切断ストロークの完了前に発射バー及び/又は切断バーから前記ロックを係合解除するように構成されているリセットアクチュエータを含むか、 (iv) 前記発射ストローク及び前記切断ストロークの完了後に、前記ステープルドライバ及び前記切断部材が後退することができるように、前記ロックはアンロック位置に自動的に移動するように構成されている、外科用ステープラ。
IPC (1件):
A61B 17/072 ( 200 6.01)
FI (1件):
A61B 17/072
引用特許:
審査官引用 (5件)
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