特許
J-GLOBAL ID:202103007422123925

ランデル型モータの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-216559
公開番号(公開出願番号):特開2018-074882
特許番号:特許第6900653号
出願日: 2016年11月04日
公開日(公表日): 2018年05月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 周方向に複数の爪状磁極を有する第1及び第2ロータコアを各ロータコアの爪状磁極が周方向に交互となるように組み合わせ、各ロータコアの爪状磁極が交互に異なる磁極として機能するように前記第1及び第2ロータコアの間に軸方向に磁化された界磁磁石を配置してなるロータと、該ロータを回転させる回転磁界を形成するための巻線が巻装されたステータコアを有するステータと、前記ロータ及び前記ステータを収容するモータケースと、を備えたランデル型モータの製造方法であって、 前記モータケースは、筒状の側壁部を有するヨークハウジングと、前記側壁部の軸方向の一端を閉塞するように前記ヨークハウジングに固定されるエンドフレームとを有し、 前記ステータコアの軸方向の一端側を前記側壁部に圧入して前記ステータコアを前記ヨークハウジングに固定する一方で、前記ステータコアの軸方向の他端側を前記ヨークハウジングの外部に配置するステータコア固定工程と、 前記ステータコア固定工程よりも後に、前記ステータコアの軸方向の他端側を前記エンドフレームの内部空間に配置した状態で前記エンドフレームを前記ヨークハウジングに固定するエンドフレーム固定工程と、を備え、 前記エンドフレーム固定工程において、前記エンドフレームと前記ヨークハウジングの固定部とは、前記エンドフレーム側から取り付けられるボルトにより固定され、 前記ステータコア固定工程により前記ヨークハウジングの外部に配置された前記ステータコアの軸方向の他端側の非圧入部は、前記ステータコアの軸方向において、前記ヨークハウジングの前記固定部よりも、前記側壁部の内側に圧入された前記ステータコアの軸方向の一端側の圧入部と反対側に位置し、 前記エンドフレーム固定工程において、前記ボルトの頭部は、前記ステータコアの軸方向において、前記非圧入部よりも前記圧入部と反対側に位置し、且つ前記頭部が前記エンドフレームよりも前記ヨークハウジングと反対側に突出しないように取り付けられ、 前記ステータコア固定工程よりも前に、複数枚のコアシートを軸方向に積層して前記ステータコアを形成するコアシート積層工程と、 前記コアシート積層工程の後に、軸方向に積層された複数枚の前記コアシートに前記巻線を巻装する巻線工程と、を備え、 前記コアシート積層工程では、軸方向に隣り合うコアシートにおける軸方向対向面の係合部同士の凹凸係合により前記複数枚の前記コアシートが仮固定状態となり、 前記ステータコア固定工程は、前記巻線工程よりも後に行われ、前記ステータコア固定工程では、前記ステータコアの軸方向の一端側を前記側壁部に圧入する力によって複数枚の前記コアシートを軸方向に加圧することにより複数枚の前記コアシートを軸方向にかしめて、前記仮固定状態にあった複数枚の前記コアシートを軸方向に隣り合うコアシートの前記軸方向対向面同士が当接した固定状態とすることを特徴とするランデル型モータの製造方法。
IPC (2件):
H02K 1/18 ( 200 6.01) ,  H02K 15/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
H02K 1/18 Z ,  H02K 1/18 B ,  H02K 15/02 D ,  H02K 15/02 F
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る