特許
J-GLOBAL ID:202103008385459930
自閉症スペクトラム障害の判定方法、自閉症スペクトラム障害の判定用キットおよび測定データ取得方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (5件):
木村 満
, 齋藤 悦子
, 太田 清子
, 山中 生太
, 佐藤 浩義
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-170479
公開番号(公開出願番号):特開2018-033393
特許番号:特許第6830578号
出願日: 2016年09月01日
公開日(公表日): 2018年03月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 対象由来の生体材料のヒドロキシラジカル消去活性、スーパーオキシド消去活性およびアルコキシラジカル消去活性からなる群より選択される少なくとも2以上の活性酸素消去活性の測定値を、前記各活性酸素消去活性に対応する判定値と比較し、当該比較結果に基づき、前記対象が自閉症スペクトラム障害に罹患している可能性を求める判定工程を含み、
前記判定工程では、前記比較結果が、以下に列記する判定要件、
前記ヒドロキシラジカル消去活性の測定値を含む場合、当該測定値が前記ヒドロキシラジカル消去活性の判定値未満であるという第1の判定要件、
前記スーパーオキシド消去活性の測定値を含む場合、当該測定値が前記スーパーオキシド消去活性の判定値以上であるという第2の判定要件、および
前記アルコキシラジカル消去活性の測定値を含む場合、当該測定値が前記アルコキシラジカル消去活性の判定値以上であるという第3の判定要件、を満たすか否かを示すものであり、
前記第1の判定要件、第2の判定要件および第3の判定要件のいずれか2つ以上満たす場合に前記対象は自閉症スペクトラム障害に罹患している可能性ありと判定するものであり、
前記判定値は、定型発達群および自閉症スペクトラム障害群での前記活性酸素消去活性の測定値に基づき予め決定され、前記定型発達群と前記自閉症スペクトラム障害群とで統計的有意差がある場合はカットオフ値とし、
前記自閉症スペクトラム障害群と前記定型発達群との間に統計的有意差が無い場合は所定の信頼区間を設定し同等性検定を行い、優越性が無く同等性を示す上限値と下限値をそれぞれ判定値とするものである、自閉症スペクトラム障害の判定方法。
IPC (2件):
C12Q 1/00 ( 200 6.01)
, G01N 33/50 ( 200 6.01)
FI (2件):
C12Q 1/00 Z
, G01N 33/50 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-168362
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特開平4-168362
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自閉症を診断及び治療する方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2012-524877
出願人:ザリージェンツオブザユニバーシティオブカリフォルニア
引用文献:
審査官引用 (8件)
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Free Radical Biology and Medicine (2012) Vol.52, pp.2128-2141
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日本生物学的精神医学会誌 (2015) Vol.26, No.3, pp.146-153
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Neuroscience and Biobehavioral Reviews (2014) Vol.46, pp.202-217
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Neuroscience and Biobehavioral Reviews (2014) Vol.46, pp.202-217
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PLOS ONE (2013) Vol.8, No.6, e66418, pp.1-14
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PLOS ONE (2013) Vol.8, No.6, e66418, pp.1-14
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PLOS ONE (2014) Vol.9, No.1, e85436, pp.1-16
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PLOS ONE (2014) Vol.9, No.1, e85436, pp.1-16
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