特許
J-GLOBAL ID:202103018558071203

アプタマーの製造方法とその応用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-142905
公開番号(公開出願番号):特開2021-023182
出願日: 2019年08月02日
公開日(公表日): 2021年02月22日
要約:
【課題】標的に特異的に且つ高い親和性で結合するアプタマーを製造することができる、改良された試験管内分子進化法の提供。【解決手段】i)標的分子を固定した固相担体と、競合分子を固定した固相担体を提供する工程であって、競合分子は、標的分子と、一本鎖核酸ライブラリとの結合について競合する分子である、工程、ii)一本鎖核酸ライブラリと、前記標的分子を固定した固相担体と、前記競合分子を固定した固相担体とを共存及び接触させることにより、標的分子及び競合分子に前記一本鎖核酸ライブラリの一本鎖核酸を結合させる工程、iii)工程ii)で得られた標的分子を固定した固相担体を洗浄することにより、少なくとも非結合の一本鎖核酸を除去する工程、及びiV)標的分子を固定した固相担体から一本鎖核酸を回収して一本鎖核酸を含む候補アプタマープールを得て、次に当該候補アプタマープールから核酸アプタマーを単離する工程を含む、方法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
標的分子に結合する核酸アプタマーの製造方法であって、 i)標的分子を固定した固相担体と、競合分子を固定した固相担体を提供する工程であって、競合分子は、標的分子と、一本鎖核酸ライブラリとの結合について競合する分子である、工程、 ii)一本鎖核酸ライブラリと、前記標的分子を固定した固相担体と、前記競合分子を固定した固相担体とを共存及び接触させることにより、標的分子及び競合分子に前記一本鎖核酸ライブラリの一本鎖核酸を結合させる工程、 iii)工程ii)で得られた標的分子を固定した固相担体を洗浄することにより、少なくとも非結合の一本鎖核酸を除去する工程、及び iv)標的分子を固定した固相担体から一本鎖核酸を分離することにより、一本鎖核酸を含む候補アプタマープールを得て、次に当該候補アプタマープールから核酸アプタマーを単離する工程 を含む、方法。
IPC (5件):
C12N 15/115 ,  G01N 33/531 ,  G01N 33/569 ,  C12Q 1/681 ,  C12Q 1/688
FI (5件):
C12N15/115 Z ,  G01N33/531 Z ,  G01N33/569 L ,  C12Q1/6811 Z ,  C12Q1/6888 Z
Fターム (13件):
4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ10 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR56 ,  4B063QS32 ,  4B063QX02 ,  4B063QX04 ,  4C086AA02 ,  4C086EA16 ,  4C086ZB33
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (4件)
  • DNAアプタマの高選択性多重in vitroセレクションのための競争的濃縮によるリガンド系統的進化法SELCOの開発
  • Prion, 2007, Vol. 1, Issue 4, pp. 248-254
  • Lab on a Chip, 20140621, Vol. 14, No. 12, pp. 2002-2013
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審査官引用 (4件)
  • DNAアプタマの高選択性多重in vitroセレクションのための競争的濃縮によるリガンド系統的進化法SELCOの開発
  • Prion, 2007, Vol. 1, Issue 4, pp. 248-254
  • Lab on a Chip, 20140621, Vol. 14, No. 12, pp. 2002-2013
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