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J-GLOBAL ID:202202213567504397   整理番号:22A0826604

ミリ波の新幹線環境での活用を想定した45GHz帯伝搬特性の曲線区間での測定・解析及び適切な地上局配置間隔

Ground-based Radio Placement Determination Method Based on Analysis of Curved Section Propagation Characteristics in 45 GHz band Train Radio System of the Shinkansen
著者 (9件):
資料名:
巻: J105-B  号:ページ: 362-374 (WEB ONLY)  発行年: 2022年03月01日 
JST資料番号: U0471A  ISSN: 1881-0209  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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従来,鉄道における車上地上間の移動体通信には150~400MHz帯の無線回線を用いた,音声通信や数Mbpsのデータ通信が用いられてきた.しかしながら,近年,様々な分野で映像伝送や膨大なデータを活用した新たなサービスが実用化されており,新幹線においても通信伝送路の大容量化が求められている.そこで,筆者らは無線回線の大容量化を目指して,45GHz帯ミリ波を新幹線に適用する検討を開始した.しかしながら,線路の曲線半径が小さくなるに従い,ミリ波の直接波を用いた直線的な通信エリアのみでは線路をカバーすることが困難になる.本論文では,曲線区間において45GHz帯の伝搬特性を測定するとともに,レイトレース法を用いたシミュレーションにより伝搬特性を評価し,アンテナのメインローブの外であっても一定の距離まではミリ波の電波が届くことを明らかにした.更にこの結果を用いて,東海道新幹線で想定される無線装置構成において,曲線区間における45GHz帯ミリ波方式の適切な地上局配置間隔を示した.また,東海道新幹線での適用を想定した走行試験により,新幹線の車上地上間の通信に適用可能であることを示した.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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移動通信  ,  マイクロ波・ミリ波通信 
引用文献 (14件):
  • 佐々木伸,山村 博,川村武彦,“ミリ波による対列車通信,” 鉄道総研報告,vol.3, no.5, May 1989.
  • 山村 博,林 秀一,鈴木尚子,佐々木達也,“大容量ミリ波無線システム,” 鉄道総研報告,vol.9, no.11, Nov. 1995.
  • 柴垣信彦,佐藤洋介,石川恭介,加島謙一,“W 帯を利用した次世代列車無線システムの検討と国際標準化動向- RoF とミリ波を用いた新しい電波システム-,” 信学技報, RCS2017-10, April 2017.
  • H. Meinel, A. Plattner, and G. Reinhold, “A 40 GHz railway communication system,” IEEE J. Selected Areas in Communications, vol.SAC-1, no.4, pp.615-622, Sept. 1983,
  • 塚本 薫,加藤泰典,梅田周作,河原伸幸,永山博幸,川崎邦弘,中村一城,辻 宏之,岡崎彰浩,石津文雄,“40 GHz 帯を用いた移動体無線通信システムのフィールド試験,” 信学技報,RCS2013-149, Oct. 2013.
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