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J-GLOBAL ID:202202213842673415   整理番号:22A0881351

自動テスト生成を利用した自動プログラム修正出力パッチ分類の試み

著者 (5件):
資料名:
巻: 121  号: 317(MSS2021 31-54)  ページ: 124-129 (WEB ONLY)  発行年: 2022年01月04日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ソフトウェア開発において効率的なデバッグを行うため,自動でプログラムを修正するツールが数多く提案されている.自動プログラム修正ツールは,バグを含むプログラムとテストスイートを与えると,そのテストスイートを通過するようにプログラムを修正したパッチを出力する.しかし,与えられたテストスイートに過剰に適合した結果,完全にバグを修正しきれていない状態のパッチが出力される場合が多く,開発者によるパッチの確認が必要である.また自動プログラム修正ツールは,修正候補として複数のパッチを出力する場合があり,パッチ数が多い場合はそれらの確認に多大なコストを要する.そこで本研究では,パッチの確認コスト削減を目的とし,自動テスト生成技術を利用して,パッチを振る舞いごとにグループ化する手法を提案する.振る舞いが同じパッチのグループの中から1つのパッチを選択し確認することで,そのグループに含まれるパッチ全ての正誤を判断でき,目視によるパッチの確認回数を削減可能である.提案手法では,各パッチに対して自動テスト生成を行い,パッチと生成したテストを相互に実行し,この結果を用いて分類を行う.本稿では,提案手法の評価のため,1)確認すべきパッチ数の削減割合,2)正誤の異なるパッチの別グループへの分離可能性について調査を行なった.その結果,提案手法は確認すべきパッチ数を平均で90%削減し,調査対象とした41個の題材のうち,26個で分離に成功した.(著者抄録)
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分類 (1件):
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計算機システム開発 
引用文献 (18件):
  • B. Hailpern and P. Santhanam, “Software debugging, testing, and verification,” IBM Systems Journal, vol.41, no.1, pp.4-12, 2002.
  • T. Britton, L. Jeng, G. Carver, and P. Cheak, “Quantify the time and cost saved using reversible debuggers,” Technical report, Cambridge Judge Business School, 2012.
  • L. Gazzola, D. Micucci, and L. Mariani, “Automatic software repair: A survey,” IEEE Transactions on Software Engineering, vol.45, no.1, pp.34-67, 2019.
  • M. Monperrus, “Automatic software repair: A bibliography,” ACM Computing Surveys, vol.51, no.1, pp.1-24, 2018.
  • E.K. Smith, E.T. Barr, C. Le Goues, and Y. Brun, “Is the cure worse than the disease? overfitting in automated program repair,” Proc. Foundations of Software Engineering, pp.532-543, 2015.
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