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J-GLOBAL ID:202202217651261647   整理番号:22A0905172

ヒト副腎組織におけるカルシウムチャンネル遮断薬の可視化と原発性アルドステロン症(PA)患者におけるステロイド産生に及ぼすそれらの可能な影響【JST・京大機械翻訳】

Visualization of calcium channel blockers in human adrenal tissues and their possible effects on steroidogenesis in the patients with primary aldosteronism (PA)
著者 (17件):
資料名:
巻: 218  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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電位依存性L型カルシウムチャンネル(CaV)イソ型は,血管収縮だけでなくアルドステロン生合成を含む副腎皮質ステロイド産生においても重要な組織特異的役割を果たすことが知られている。α-1Cサブユニットカルシウムチャンネル(CC)(CaV1.2)は抗高血圧性CC遮断薬(CCB)の特異的標的であり,そのα-1Dサブユニット(CaV1.3)はアルドステロン産生細胞における細胞膜の脱分極を調節する。アルドステロン生合成に対するCCBの直接効果は以前に仮定されているが,原発性アルドステロン症(PA)患者におけるステロイド産生に対する副腎内分布および効果は,実質的に未知のままである。本研究では,9つのアルドステロン産生腺腫(APA)症例の腫瘍,隣接副腎および副腎周囲脂肪組織を構成する凍結組織標本を,マトリックス支援レーザー脱離/イオン化質量分析イメージング(MALDI-MSI)を用いてアムロジピンおよびアルドステロン自体の可視化のために検討した。液体クロマトグラフィー-質量分析(LC-MS)分析も行い,これらの症例におけるアムロジピンと17の副腎ステロイドを定量し,ステロイド産生酵素とカルシウムチャンネル(CaV1.2とCaV1.3)の免疫組織化学的分析による所見を比較した。アルドステロン生合成酵素のmRNAレベルに及ぼすアムロジピンの影響についても,ヒト副腎皮質癌細胞株(H295R)を用いて調べた。アムロジピン特異的ピーク(m/z407.1>318.1)はアムロジピン処理症例のみで検出された。アムロジピンの蓄積は,副腎周囲脂肪組織と比較して副腎皮質で顕著であったが,APA腫瘍と隣接副腎の間では有意差はなく,LC-MS定量により確認された。アムロジピンの副腎内分布は,一般的にCCsのそれと一致した。さらに,LC-MSおよびin vitro研究を用いた定量的ステロイドプロファイルは,アムロジピン処理症例におけるより低いHSD3B活性を示した。CaV1.2とHSD3B2の免疫反応性も相関した。MALDI-MSIによるヒト副腎組織におけるアムロジピンの特異的可視化の最初の実証を報告する。副腎における顕著なアムロジピン蓄積は,PA患者におけるステロイド産生に対する直接効果,おそらくCaV1.2に標的化し,HSD3B活性を抑制することを示唆した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
内分泌系の生理と解剖学  ,  副腎ホルモン 

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