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J-GLOBAL ID:202202218348479576   整理番号:22A0488968

冷間圧搾麻種子プレスケーキからの蛋白質抽出:実験室からパイロット規模まで【JST・京大機械翻訳】

Protein extraction from cold-pressed hempseed press cake: From laboratory to pilot scale
著者 (7件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 312-325  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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工業用麻種子油の生産の間,プレスケーキは副産物として形成され,それはしばしば動物飼料として使われるが,それはヒト消費に使用できる多量の蛋白質を含む。この貴重な蛋白質の抽出は食品廃棄物を減らし,植物ベース蛋白質のアベイラビリティを増加させる。pHシフト法に基づく蛋白質抽出プロセスを適用して,工業用麻種子圧搾ケーキ(HPC)からの蛋白質抽出収率を改善した。アルカリ抽出pH,時間,温度,ならびに等電点沈殿pHなどのパラメーターを実験室規模で検討し,その後,将来のスケールアップの適性を調べるためのパイロット試験で実施した。抽出した蛋白質分離物のフィチン酸含有量も分析し,鉱物吸収に対する潜在的阻害効果を調べた。90.3%(dw)の沈殿蛋白質含有量を有する60.6%の最終蛋白質収率を,室温で1時間,10.5の一定のアルカリ抽出pHを用いて得て,続いてpH5.5で沈殿させた。パイロット試験は,より大きなスケールでの工業麻蛋白質沈殿物の将来生産のための有望な結果を示し,57.0%の蛋白質収率と90.8%(dw)の蛋白質含量を示した。最適実験室実験およびパイロット試験で生産された蛋白質分離物中のフィチン酸量は,それぞれ0.595および0.557gフィチン酸/100gdwであり,HPCよりも83%~88%少なかった。これは他の植物ベースの蛋白質源(豆腐,インゲンマメ,エンドウなど)の範囲である。PRACTICAL APPLICATION:工業用麻種子プレスケーキは,主に動物飼料として使用される工業用麻種子油の生産における副産物であるが,適切な蛋白質抽出法によるヒト消費のための植物ベース蛋白質の付加的供給源になる可能性を有する。抽出した麻蛋白質は,新しい植物ベースの乳製品または肉のアナログ製品を開発するために使用できた。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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食品蛋白質 
物質索引 (1件):
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