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J-GLOBAL ID：202202238393920973   整理番号：22A1073878

潤滑油のトライボロジー特性に及ぼす印加電流の影響

著者 (6件)： 紺谷和史 (関西大 大学院理工学研究科) ,  呂仁国 (関西大 システム理工) ,  川田将平 (関西大 システム理工) ,  谷弘詞 (関西大 システム理工) ,  小金沢新治 (関西大 システム理工) ,  多川則男 (関西大 先端科学技術推進機構)
資料名： 関西大学先端科学技術シンポジウム講演集  (関西大学先端科学シンポジウム講演集)
巻： 26th  ページ： 36-37  発行年： 2022年01月26日 
JST資料番号： L3214A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電気自動車(EV)は,エネルギー消費の面ではかなりの高効率を呈しているが,それをさらに高めることが課題となっている。例えば,漏れ電流によって軸受内部の潤滑剤の分解が促進され,軸受の故障につながることがあり,そのメカニズムは未だ解明されていない。そこで本研究では,帯電した表面上の潤滑剤のトライボロジー特性に及ぼす潤滑剤の構造の影響を調べた。リングオンディスク摩擦試験機を用いて実験を行った。表面が帯電すると,摩擦係数と摩耗量が増加した。極性潤滑剤は,非極性潤滑剤に比べて摩擦係数と摩耗量の増加が少なかった。摩擦面に通電することによって,表面活性が変化し,潤滑油膜の形成しやすさが変わっていくが,極性潤滑油はその影響を受けにくいことが考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *潤滑油 ,  *トライボロジー ,  *電流 ,  電気自動車 ,  エネルギー消費 ,  漏れ電流 ,  潤滑剤 ,  摩擦試験 ,  摩擦係数 ,  界面活性
準シソーラス用語： *トライボロジー特性 ,  *印加電流 ,  *影響

分類 (2件)： 研究開発  (RA01040Q) ,  電気自動車  (QG07020B)

引用文献 (2件)：

• Alan Hase et al., 2018, Tribology International 127, 372-378.
• 濱田昂幸 他,2021,日本機械学会 関西支部 第96期定時総会講演会.

タイトルに関連する用語 (3件)： 潤滑 ,  トライボロジー特性 ,  印加