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J-GLOBAL ID：202202241951089383   整理番号：22A0200755

新規リチウムイオン二次電池用有機正極活物質の開発

著者 (2件)： 吉村彩 (愛媛大) ,  御崎洋二 (愛媛大)
資料名： クリーンエネルギー
巻： 31  号： 1  ページ： 32-35  発行年： 2022年01月10日 
JST資料番号： L1693A  ISSN： 0918-7510  CODEN： KUENE9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・現行のリチウムイオン二次電池用正極材料の代替もしくは補填する物質の開発につき紹介。
・有機分子は軽くて安価等の多くの利点があるが,有機電解液に溶けやすく短寿命。
・溶解性の問題解決のため,新規テトラチアフルバレン誘導体を開発し,開発分子の電気化学的特性や,正極活物質として用いた場合の電池特性を紹介。
・酸化還元特性をサイクリックボルタンメトリで測定し,電極上にポリマーの形成を示唆。
・電池特性評価では初回充電でほぼ全ての重合が完結し,2サイクル以降の充放電過程では生成ポリマーの酸化還元が起こり,高い作動電圧でも分解せず安定したサイクル特性。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *電極材料 ,  カソード ,  非電解質 ,  *有機化合物 ,  オレフィン化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  電解液 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  酸化還元反応 ,  重合 ,  サイクル寿命 ,  溶解性 ,  充放電サイクル
準シソーラス用語： テトラチアフルバレン誘導体 ,  *正極活物質

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (3件)： リチウムイオン二次電池 ,  正極活物質 ,  開発