文献

J-GLOBAL ID：202202250877599016   整理番号：22A0003998

水生生態系に影響する農薬の包括的分析:日本北部,佐賀平野におけるトンボ群集と大型植物の事例研究【JST・京大機械翻訳】

Comprehensive analyses of agrochemicals affecting aquatic ecosystems: A case study of Odonata communities and macrophytes in Saga Plain, northern Kyushu, Japan

著者 (12件)： Tazunoki Yuhei (Faculty of Agriculture, Saga University, Saga, Japan) ,  Tazunoki Yuhei (IDEA Consultants, Inc., Fukuoka, Japan) ,  Tokuda Makoto (Faculty of Agriculture, Saga University, Saga, Japan) ,  Tokuda Makoto (The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University, Kagoshima, Japan) ,  Sakuma Ayumi (Faculty of Agriculture, Saga University, Saga, Japan) ,  Nishimuta Kou (Faculty of Agriculture, Saga University, Saga, Japan) ,  Oba Yutaro (Faculty of Agriculture, Saga University, Saga, Japan) ,  Kadokami Kiwao (Institute of Environmental Science and Technology, The University of Kitakyushu, Kitakyushu, Japan) ,  Miyawaki Takashi (Faculty of Environmental Engineering, The University of Kitakyushu, Kitakyushu, Japan) ,  Ikegami Makihiko (National Institute of Environmental Studies (NIES), Tsukuba, Ibaraki, Japan) ,  Ueno Daisuke (Faculty of Agriculture, Saga University, Saga, Japan) ,  Ueno Daisuke (The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University, Kagoshima, Japan)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 292  号： PA  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物多様性に対する農薬(殺虫剤:殺虫剤,殺菌剤,除草剤)の悪影響は主要な生態学的懸念である。最近10年間,多くの昆虫種が世界中で急速に減少し,ネオニコチノイドとフィプロニルを含む農薬が部分的に責任があると疑われている。日本では,イネ水田における苗箱への全身殺虫剤の適用が,1990年代以来,Sympetrum(Odonata:Libellulidae)および他のトンボナバチおよびダム自己個体群の急速な減少を引き起こしていると考えられている。農薬の直接致死効果に加えて,農薬は大型植物の減少を通してOdonata個体群に間接的に影響し,生息場所と餌生物を提供する。技術的制約により,ほとんどの以前の研究は,最初に標的化学物質を選択し,次に,実験室から圃場まで様々なレベルで焦点生物に及ぼすそれらの影響を分析した。しかし,自然および農業環境では,様々な化学物質が共存し,相乗的に作用できる。このような状況下で,標的分析は標的化学物質と生物の豊度の間の偽相関を導く。そのような問題に取り組むために,本研究では,水環境中の広範囲の農薬を検出するために,新しい技術,自動化同定と定量化システム(CTA-AIQS)を用いた「統合目標分析」を採用した。日本の九州,サガ平原の農業及び非農業地域において,広範囲の農薬とレンチコのOdonata群集間の関係を調査した。著者らは,いくつかの殺虫剤,すなわち,アセフェート,クロチアニジン,ジノテフラン,フルベンジアミド,ピメトロジン,チアメトキサム(底生性コドンに対する辺縁)と,レンズのEpiproctaと底生Odonateの豊度の間の有意な負の相関を検出した。対照的に,検出された除草剤は水生大型植物の豊度と有意な関連はなく,圃場レベルでの水生植生に対する除草剤のより低い影響を示唆した。これらの結果は水生生物に対する非ネオニコチノイド殺虫剤の影響のさらなる評価の必要性を強調する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 除草剤 ,  殺虫剤 ,  *農薬 ,  致死作用 ,  殺菌薬 ,  生態学 ,  個体群 ,  生息場所 ,  *事例研究 ,  生物多様性 ,  ネオニコチノイド系殺虫剤 ,  トンボ目 ,  有翅亜綱 ,  無脊椎動物
準シソーラス用語： トンボ類 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 生物多様性 ,  包括的解析 ,  自動同定と定量化システム(AIQS) ,  トンボ ,  大型水生植物 ,  農薬

分類 (1件)： 農薬  (SB05030L)

物質索引 (3件)： ジノテフラン ,  フィプロニル ,  ピメトロジン

タイトルに関連する用語 (11件)： 水生生態系 ,  農薬 ,  分析 ,  日本 ,  佐賀 ,  平野 ,  トンボ ,  群集 ,  大型 ,  植物 ,  研究