抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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航空機における環境適合性を改善するために,様々なアプローチと研究が行われてきている。これらのアプローチの1つは,境界層吸い込み(BLI)である。エンジン/機体統合翼型ベースのNACA0012で風洞とCFDを使用した以前のレポートでは,低電力消費の条件下で,BLI構成の抗力が非BLI構成の抗力よりも大きいことが観察された。観測をより良く理解するために,低乱流風洞を用いて追加実験を行なった。モデルには,ファンなし,エンジンナセル閉鎖,固定ファンブレード,ファン風車の4種類がある。ファンを使用した場合,BLI構成のドラッグは非BLIよりも大きくなったが,ファンを使用しない場合の結果は逆であった。結果は,ファンとそのサポートの存在が無視できず,複雑な流れ場であり,結果として生じる追加の抗力が,元のファン動作構成との類似性の観点から示唆されたことを示した。(翻訳著者抄録)