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J-GLOBAL ID:202202256193912797   整理番号:22A0797113

リンゴ果実における収穫後Botrytis cinerea感染に対して抵抗性のp-クマラートエステルの影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of p-coumarate esters resistant against postharvest Botrytis cinerea infection in apple fruit
著者 (7件):
資料名:
巻: 297  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W1940A  ISSN: 0304-4238  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Botrytis cinereaに起因する灰色かび病は,果実のかなりの収穫後損失をもたらす最も一般的な病気の1つである。リンゴ果実におけるBotrytis腐敗に及ぼすエステル化p-クマラートの抗真菌活性を研究した。結果は,B.cinereaの菌糸成長および胞子発芽がメチルp-クマラート(MpCA)およびエチルp-クマラート(EpCA)の適用によって効果的に阻害されることを示した。MpCAとEpCAによる処理は,細胞間電解質,可溶性蛋白質と糖の大きな漏出と増殖中の病原体の超微細構造的歪みをもたらし,p-クマラートエステルが病原体の細胞膜を破壊することにより作用することを示唆した。さらに,MpCAとEpCA処理はB.cinereaによるリンゴ果実の感染を有意に阻害した。MpCAおよびEpCAは,病原性関連蛋白質(PR1),フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)およびペルオキシダーゼ(POD)をコードする遺伝子の発現をアップレギュレートし,PALおよびPODの活性を増強し,果実におけるクロロゲン酸およびカテキンの蓄積を促進した。MpCAとEpCAは,B.cinereaによる感染に対する耐病性とポリフェノールとフラボノイドの代謝を活性化した。まとめると,2つのp-クマラートエステルはそれらの直接抗真菌活性を発揮するだけでなく,宿主リンゴ果実の防御機構も誘導する。MpCAとEpCAの適用は,果実のポストハーベスト病害の制御のための有望なアプローチを提供するであろう。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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果樹 

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