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J-GLOBAL ID:202202262281670982   整理番号:22A1171398

乳酸菌Latilactobacillus sp.WDN19株における高d-アスパラギン酸生産の機構【JST・京大機械翻訳】

Mechanism of high d-aspartate production in the lactic acid bacterium Latilactobacillus sp. strain WDN19
著者 (7件):
資料名:
巻: 106  号:ページ: 2651-2663  発行年: 2022年 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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D-アスパラギン酸(d-Asp)は半合成抗生物質のための有用な化合物であり,ヒトに対して潜在的に有益な効果を有する。いくつかの乳酸菌(LAB)種は細胞壁ペプチドグリカンの成分としてd-Aspを産生する。著者らは以前に,大量のd-Aspを細胞外に生産できるLAB株(菌株WDN19と命名)を分離した。ここでは,高いd-Asp生産能力に寄与する因子を示した。菌株WDN19は,Latilactobacillus curvatusに最も密接に関連していた。豊富な培地における菌株WDN19のd-Asp生産能力は,L.curvatus DSM20019のそれより13.7倍高かった。D-Aspの主要部分はアスパラギン酸ラセマーゼ(RacD)により培地に含まれるL-Aspから合成した。それらの培養の間,菌株WDN19におけるRacD活性は,菌株DSM20019より高く,特に,より高いracD転写と菌株WDN19のRacD自体のより高い活性のため,初期指数増殖期において非常に高かった。合成培地では,D,L-Aspの細胞外産生は菌株WDN19で観察されたが,DSM20019株では観察されなかった。培地へのL-アスパラギン(L-Asn)の添加は,それぞれ,WDN19とDSM20019株で,D,L-Asp産生を増加して,L-アスパラギナーゼ(AsnA)によるL-Asp合成を示唆した。菌株のL-Asn取込能力は類似していたが,中間指数および初期定常増殖期および細胞内d,L-AspにおけるAsnA活性は,菌株WDN19において非常に高かった。それらのゲノム配列において,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ遺伝子のみがRacDを除いてL-Asp代謝酵素間で見出されたが,トランスポゾン挿入によりWDN19株で破壊された。これらの観察は,菌株WDN19の高いD-Asp生産能力が,主に高いRacDとAnsA活性とL-Asp供給に基づくことを示した。キーポイント:菌株WDN19は,L.curvatusの菌株であることを示唆し,高いD-Asp生産能力は,L.curvatusの共通の特徴ではなく,高いD-Asp産生は,高いRacDとAnsA活性とL-Asp供給によるものであった。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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代謝と栄養  ,  微生物代謝産物の生産 
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