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J-GLOBAL ID：202202272641779119   整理番号：22A1148023

スクリーンショット抽出とDOMの利用によるPresentation Failure検知手法の提案

A Proposed Method for Detecting Presentation Failures Using Screenshots and DOM Analysis

著者 (4件)： 岡嶋隆人 (日本工大 大学院工学研究科) ,  田中昂文 (玉川大 工) ,  櫨山淳雄 (東京学芸大 教育) ,  橋浦弘明 (日本工大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 424(KBSE2021 41-57)  ページ： 78-83 (WEB ONLY)  発行年： 2022年03月02日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スマートフォンやWebのアプリケーションにおいて,GUIコンポーネントの描画結果が定められた仕様を満たさない場合,大きな問題となる.本研究ではこのような問題をPresentation Failureと呼ぶ.Presentation Failureを検出するための手法はこれまでに数多く提案されているが,その多くは定められた仕様とアプリケーションの出力の画像同士を直接比較することによって実現されている.このため,これらの間に大きな差異があると,Presentation Failureの検出は困難である.そこで,本研究ではバージョン前後のWebページの出力から抽象化した仕様を抽出し,それぞれから抽出された仕様を比較する手法を提案する.具体的には,それぞれの画像から要素ごとにスクリーンショットを取得し,コンピュータビジョン技術を用いて仕様を抽出する.さらに,提案手法をツールとして実装し,本手法の有効性を確認するために人力でのテストとの比較実験を行った結果について述べる.(著者抄録)

シソーラス用語： スクリーン ,  抽出 ,  *画像処理 ,  GUI【計算機】 ,  試験 ,  表現 ,  *ソフトウェア仕様 ,  評価基準 ,  インタフェイス ,  *誤り検出 ,  仕様
準シソーラス用語： 画像抽出 ,  回帰試験 ,  画像表現 ,  DOM【モデル】 ,  設計仕様 ,  誤り検知

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (9件)：

• S. F. Pengnate, R. Sarathy, “An experimental investin-gateon of the influence of website emotional design features on trust in unfamiliar online vendors,” Computers in Human Behavior, Vol.67, pp.49-60, Oct.2016.
• K. Moran, B. Li, C. Bernal-Cárdenas, D. Jelf and D. Poshyvanyk, “Automated Reporting of GUI Design Violations for Mobile Apps,” Proc. of IEEE/ACM 40th International Conference on Software Engineering (ICSE 2018), pp. 165-175, Sep. 2018.
• 岡嶋隆人 , 竹田浩紀 , 田中昂文, 櫨山淳雄 , 橋浦弘明, “画像認識と DOM を使用した Web Visual Testing の定量化手法の提案,” 情報処理学会第83回 全国大会講演論文集, Vol.1, pp.255-256, Mar.2021.
• Leonard Richardson, “Beautiful Soup”, <https://www.crummy.com/software/BeautifulSoup/>, (accessed:2022/01/17)
• Software Freedom Conservancy, “Selenium,” <https://www.selenium.dev/>, (accessed:2-022/01/17)

タイトルに関連する用語 (5件)： スクリーン ,  ショット ,  DOM ,  手法 ,  提案