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J-GLOBAL ID：202202279507155629   整理番号：22A0677904

泡沫分離装置を用いた貝類蓄養水槽の水質維持

Seawater Quality Control in Shellfish Storage Tank using Foam Separator

著者 (8件)： 大平勇一 (室蘭工業大学大学院工学研究科 環境創生工学系専攻) ,  竹原禎稀 (室蘭工業大学大学院工学研究科 環境創生工学系専攻) ,  後藤優太 (室蘭工業大学大学院工学研究科 環境創生工学系専攻) ,  島津昌光 (室蘭工業大学大学院工学研究科 環境創生工学系専攻) ,  鈴木高士 (興和工業(株)) ,  田原昇矢 (マルゼン食品(株)) ,  三小田和宏 (マルゼン食品(株)) ,  三小田太朗 (マルゼン食品(株))
資料名： 化学工学論文集
巻： 48  号： 1  ページ： 14-20(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： S0110B  ISSN： 0386-216X  CODEN： KKRBAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ホッキ貝等の蓄養水槽に泡沫分離装置を設置した水質維持システムの構築を目的として,夏季および冬季に泡沫分離装置設置の有無による蓄養水槽内循環海水の水質変化を検討した.試作した泡沫分離装置によって汚濁物質を蓄養水槽外に除去できる.夏季において,泡沫分離装置の設置により蓄養水槽内の循環海水水質の悪化を抑えることが可能であり,シロガイ斃死率も低下する.冬季においては泡沫分離装置の設置により蓄養水槽内の循環海水水質は生海水と同等に維持できる.(著者抄録)

シソーラス用語： *養殖 ,  *ホッキガイ ,  水質管理 ,  気泡塔 ,  泡沫分離 ,  浄水 ,  海水 ,  保守管理

著者キーワード (10件)： 分離 ,  泡沫 ,  海水 ,  水質 ,  貝 ,  Separation ,  Foam ,  Seawater ,  Water Quality ,  Shellfish

分類 (2件)： 増養殖設備  (FH04030J) ,  その他の流体処理  (XD02130K)

引用文献 (13件)：

• Bando, Y., N. Tsuno, L. Meng and M. Nakamura; “Effect of Equipment Factor on Foan Generation Behavior,” Kagaku Kogaku Ronbunshu, 29, 576-578 (2003)
• Department of Fisheries and Forestry, Hokkaido Government; Current Status of the Hokkaido’s Fishery (Hokkaido Suisan Gensei, in Japanese), pp. 2-31, Department of Fisheries and Forestry, Hokkaido Government (2019)
• Conn, E. E. and P. K. Stumpf; Biochemistry, 5th ed. (in Japanese), pp. 470-474, Tokyo Kagaku Dojin, Tokyo, Japan (1988)
• JSA; JIS K 0102: Testing Methods for Industrial Wastewater (in Japanese), JSA, pp. 38-41 (2019)
• Katayama, T.; “About Gas Solubility,” Kagaku Kogaku, 27, 872-879 (1963)

タイトルに関連する用語 (5件)： 泡沫分離 ,  貝類 ,  蓄養 ,  水槽 ,  水質