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J-GLOBAL ID：202202284564335839   整理番号：22A1065565

高蛋白質ダイズから油体よりも高い酸化および物理的安定性を示す高油ダイズ(Glycine max)から抽出した油体【JST・京大機械翻訳】

Oil bodies extracted from high-oil soybeans (Glycine max) exhibited higher oxidative and physical stability than oil bodies from high-protein soybeans

著者 (10件)： Zhou Xuan (College of Food Science, Northeast Agricultural University, Harbin, 150030, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Zhao Jiale ,  Zhao Xu ,  Sun Rongbo ,  Sun Chuanqiang ,  Hou Dongdong ,  Zhang Xuewei ,  Jiang Lianzhou ,  Hou Juncai ,  Jiang Zhanmei
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 13  号： 6  ページ： 3271-3282  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高蛋白質遺伝子型から分離したダイズ油体(SOB)の特性に関する報告と,文献で利用可能なダイズの高い油遺伝子型は,不十分で限られている。本研究では,3つの高蛋白質及び3つの高油遺伝子型ダイズから回収したSOB乳濁液の脂肪酸組成,総フェノール及びトコフェロール含量,抗酸化能及び物理化学的安定性について比較研究した。主成分分析は,すべての6つのSOB試料が品種特性に基づいて容易に識別できることを示した。全体として,高蛋白質ダイズ由来のSOBは,より高い多価不飽和脂肪酸(PUFA)含量を示し,一方,高油ダイズ由来のSOBは,より高い抽出収率とトコフェロール含量を有した。トコフェロール含量は親油性画分の抗酸化能と正に相関したが,2つの遺伝子型間の総フェノール含量の差は有意ではなかった。高蛋白質ダイズ由来のSOBは貯蔵時に容易に酸化され,脂質ヒドロペルオキシド(LPO)及びチオバルビツル酸反応性物質(TBARS)のそれぞれ1.38~及び4倍高い蓄積速度を示し,高蛋白質由来SOB中よりも高蛋白質由来SOBにおいて高かった。さらに,高蛋白質ダイズからのSOBは貯蔵時に顕著なコアレッセンスを示し,これは集束共焦点顕微鏡により裏付けられた。これらの結果は,高油ダイズ遺伝子型から得られたSOBが,それらの優れた物理化学的安定性のために,OBベースの製品を製造するのに適していることを確認した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *安定性 ,  集束 ,  乳濁液 ,  コアレッセンス ,  遺伝子型 ,  *ダイズ ,  大豆油 ,  *タンパク質 ,  ビタミンE ,  *植物油脂 ,  脂肪酸組成 ,  *植物細胞 ,  性質 ,  主成分分析 ,  共焦点顕微鏡
準シソーラス用語： 抗酸化能 ,  *油体 ,  *物理的安定性 ,  総フェノール , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 食品蛋白質  (FJ09020N) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 蛋白質 ,  ダイズ ,  油体 ,  酸化 ,  物理的安定性 ,  高 ,  Glycine ,  Max