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J-GLOBAL ID:202202289784138748   整理番号:22A1016796

2020年7月4日の日本,南九州において豪雨事象を引き起した梅雨前線低気圧の形成に対する上層の気圧の谷の影響

Influence of an Upper-level Trough on the Formation of a Baiu Frontal Depression that Caused a Torrential Rainfall Event in Southern Kyushu, Japan on July 4, 2020
著者 (3件):
資料名:
巻: 18A  号: Special_Edition  ページ: 1-7(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U0028A  ISSN: 1349-6476  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2020年7月4日,九州南部に豪雨事象を引き起こした梅雨前線低気圧(BFD)に及ぼす上層の気圧の谷の影響を,上層の気圧の谷の有無による数値シミュレーションを用いて調べた。上層の気圧の谷(CNTL)を伴う数値シミュレーションは,南九州において良く発達した妥当なBFDと豪雨を再現した。逆に,上層の気圧の谷(NOUT)のない数値シミュレーションでは,CNTLの場合と比較してBFDは弱く,南方向への降雨シフトが顕著であった。NOUTに対してBFDが弱いのは,中国本土でのCNTLよりも対流が弱いためである。したがって,中国本土での強い対流は,九州南部の豪雨を引き起こすBFDの形成と発達にとって非常に重要である。上層の渦位異常の強さを,CNTLの75%,50%および25%に減少させた追加の感度実験から,空間的降雨分布が南方向にシフトすると,BFDの弱体化のため,南九州での降雨量の変化につながることがわかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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天気予報  ,  中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (24件):

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