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J-GLOBAL ID:202202291989855617   整理番号:22A1029759

新規ココナッツ酢は高コレステロール食を与えたラットの肝および血管酸化ストレスを軽減する【JST・京大機械翻訳】

Novel Coconut Vinegar Attenuates Hepatic and Vascular Oxidative Stress in Rats Fed a High-Cholesterol Diet
著者 (10件):
資料名:
巻:ページ: 835278  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7088A  ISSN: 2296-861X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:高コレステロール血症は,非アルコール性脂肪肝とアテローム性動脈硬化症の両方の発生を加速する独立した修正可能な危険因子である。ココナッツ水は,食酢を生産するために魅力的な種々の植物化学物質を含む。ココナッツ酢は東南アジアにおける健康利益のために急速に人気を得ている。本研究の目的は,高コレステロール食(HCD)を与えたラットにおける肝臓および血管酸化ストレスに対するココナッツ酢の日常補給の影響を評価することである。方法:成熟ココナッツ水は,Saccharomyces cerevisiaeとAcetobacter aceti vatヨーロッパを用いて,ココナッツ樹液糖で発酵した。ココナッツ酢の生理活性化合物と抗酸化能をin vitroで調べた。成体雄Sprague-Dawleyラットを4群にランダムに分けた。1mL/kg/日(SCV)の用量でココナッツ食酢を補充したHCDを受けた群,および30mg/kg/日(SCA)の用量でアトルバスタチンでHCDを受けた群,HCD(SC)を受けた群,標準飼料(S)を与えた対照群。8週間後,血清代謝プロファイル,脂肪肝,肝臓および血管酸化ストレスを測定した。結果:in vitro研究では,ココナッツ酢はフェノール化合物と有機酸が豊富であった。30μLのココナッツ酢の抗酸化能は181.55±8.15μMトロロックス当量抗酸化能(TEAC)であった。HCD給餌ラットでは,ココナッツ酢の毎日の補給は,腎臓または肝臓毒性なしで体重増加,血清トリグリセリドおよび空腹時血糖値を減少させた。肝臓において,ココナッツ酢は肝臓コレステロールと肝臓トリグリセリドの蓄積を減少させ,また肝臓4-ヒドロキシノネナール(4-HNE)脂質過酸化を減少させた。大動脈組織において,ココナッツ酢は一酸化窒素バイオアベイラビリティを増加させ,大動脈4-HNE脂質過酸化を減少させた。結論:新規ココナッツ酢は抗酸化剤の源であり,ココナッツ酢の日常補給は,細胞脂質過酸化に対する防御により脂質異常症誘発肝臓および血管酸化ストレスを減弱することが見出された。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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食用油脂,マーガリン  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
物質索引 (1件):
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引用文献 (52件):
  • Cai J, Zhang XJ, Ji YX, Zhang P, She GZ, Li H. Nonalcoholic fatty liver disease pandemic fuels the upsurge in cardiovascular diseases. Circ Res. (2020) 126:679-704. doi: 10.1161/CIRCRESAHA.119.316337
  • Kasper P, Martin A, Lang S, Kutting F, Goeser T, Demir M, et al. NAFLD and cardiovascular diseases: a clinical review. Clin Res Cardiol. (2020) 110:921-37. doi: 10.1007/s00392-020-01709-7
  • Vinué Á, Herrero-Cervera A, González-Navarro H. Understanding the impact of dietary cholesterol on chronic metabolic diseases through studies in rodent models. Nutrients. (2018) 10:939. doi: 10.3390/nu10070939
  • Adams LA, Anstee QM, Tilg Q, Targher G. Non-alcoholic fatty liver disease and its relationship with cardiovascular disease and other extrahepatic diseases. Gut. (2017) 66:1138-53. doi: 10.1136/gutjnl-2017-313884
  • Villanova N, Moscatiello S, Ramilli S, Bugianesi E, Magalotti D, Vanni E, et al. Endothelial dysfunction and cardiovascular risk profile in nonalcoholic fatty liver disease. Hepatology. (2005) 42:473-80. doi: 10.1002/hep.20781
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