特許
J-GLOBAL ID:202203009469152753

予兆検知システムおよびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中野 寛也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-108700
公開番号(公開出願番号):特開2022-132336
出願日: 2022年07月05日
公開日(公表日): 2022年09月08日
要約:
【課題】予兆に関連する多様な状態変動を的確に捉えることができ、かつ、学習のためのデータ収集を容易に行うことができる予兆検知システムを提供する。 【解決手段】イベントの発生の可能性がある予兆検知対象の状態データとして、人の知覚で認識可能な知覚データ等を継続的にまたは繰り返し取得する状態データ取得手段40と、取得した状態データを用いて、予兆検知対象の状態が、予兆に関連する特定の状態に該当するか否かまたはその程度を出力するパターン認識処理を実行し、このパターン認識処理で得られる特徴データを抽出する予兆特徴抽出器50と、抽出した時系列の特徴データを用いて時系列パターン認識処理を実行し、予兆の有無または存否の程度を示すスコアを出力する処理等を行う予兆検知器60とを設け、予兆検知システム10を構成した。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
イベントの発生前に生じる予兆を検知する予兆検知システムであって、 前記イベントの発生の可能性がある予兆検知対象についての状態を示す状態データとして、人の知覚で認識可能な知覚データを含むデータを継続的にまたは繰り返し取得する状態データ取得手段と、 この状態データ取得手段により取得した前記状態データ、並びに、事前に学習用の状態データおよびそのタグ情報を用いて学習されて予兆特徴抽出モデル記憶手段に記憶されている予兆特徴抽出モデルを用いて、前記予兆検知対象の状態が、予兆に関連し、かつ、常時出現する可能性のある特定の状態を含む予兆に関連する予め定められた少なくとも1つの特定の状態に該当するか否かまたは当該特定の状態に対する類似の程度を示すデータを出力するパターン認識処理を実行し、このパターン認識処理で得られる特徴データを抽出する処理を繰り返し実行する予兆特徴抽出器と、 この予兆特徴抽出器により抽出した時系列の前記特徴データ、並びに、事前に学習用の特徴データおよびそのタグ情報を用いて学習されて予兆検知モデル記憶手段に記憶されている予兆検知モデルを用いて、時系列パターン認識処理を実行し、予兆の有無または存否の程度を示すスコアを出力する予兆検知器とを備え、 前記予兆特徴抽出器は、 ニューラル・ネットワークによるパターン認識処理を実行し、前記特徴データとして、少なくとも1つの前記特定の状態に対応する出力ノードに至る中間層の出力データを抽出する処理を実行する構成とされ、 前記予兆検知器は、 学習時に特徴データが属する区間として、イベントの発生前の時間帯を区切ることにより、予兆が出現する可能性のある区間を示す少なくとも1つの予兆時区間と、それ以外の非着目区間とを設定し、これらの区間に特徴データが属するか否かをタグ情報として用いて学習された前記予兆検知モデルを用いて、前記予兆時区間に対応するスコアを、前記予兆時区間を時間軸上で将来方向に反転させた期間内にイベントが発生する確率を示すスコアとして出力する構成とされている ことを特徴とする予兆検知システム。
IPC (2件):
G06F 16/907 ,  A01K 29/00
FI (2件):
G06F16/907 ,  A01K29/00 A
引用特許:
出願人引用 (2件)

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