特許
J-GLOBAL ID:202203010900236470

CARライブラリおよびscFvの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 辻丸 光一郎 ,  伊佐治 創 ,  南野 研人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-015802
公開番号(公開出願番号):特開2022-070899
出願日: 2022年02月03日
公開日(公表日): 2022年05月13日
要約:
【課題】CAR-T細胞において機能しうるscFvのスクリーニングに用いるCARライブラリ、およびそれを用いたscFvの製造方法を提供する。 【解決手段】本発明のキメラ抗原受容体(CAR)ライブラリは、第1のCARをコードする核酸を含み、前記第1のCARは、第1の抗原結合ドメインと、第1の膜貫通ドメインと、第1の細胞内シグナル伝達ドメインとを含み、前記第1の抗原結合ドメインは、標的抗原への結合をスクリーニングする第1の一本鎖抗体(scFv)を含み、前記第1のscFvは、第1の重鎖可変領域と、第1の軽鎖可変領域とを含み、前記第1の重鎖可変領域および前記第1の軽鎖可変領域は、所定の条件を満たす。 【選択図】図44
請求項(抜粋):
第1のキメラ抗原受容体(CAR)をコードする核酸を含み、 前記第1のCARは、第1の抗原結合ドメインと、第1の膜貫通ドメインと、第1の細胞内シグナル伝達ドメインとを含み、 前記第1の抗原結合ドメインは、標的抗原への結合をスクリーニングする第1の一本鎖抗体(scFv)を含み、 前記第1のscFvは、第1の重鎖可変領域と、第1の軽鎖可変領域とを含み、 前記第1の重鎖可変領域および前記第1の軽鎖可変領域は、下記条件1または条件2を満たす、CARライブラリ; 条件1: 前記第1の重鎖可変領域における重鎖相補性決定領域(CDRH)1、CDRH2、およびCDRH3は、それぞれ、前記標的抗原に結合する抗体もしくはその抗原結合断片における重鎖可変領域のCDRH1、CDRH2、およびCDRH3を含み、 前記第1の軽鎖可変領域における軽鎖相補性決定領域(CDRL)1、CDRL2、およびCDRL3は、それぞれ、第1のB細胞受容体の軽鎖可変領域におけるCDRL1、CDRL2、およびCDRL3を含む; 条件2: 前記第1の重鎖可変領域における重鎖相補性決定領域(CDRH)1、CDRH2、およびCDRH3は、それぞれ、第1のB細胞受容体の重鎖可変領域におけるCDRH1、CDRH2、およびCDRH3を含み、 前記第1の軽鎖可変領域における軽鎖相補性決定領域(CDRL)1、CDRL2、およびCDRL3は、それぞれ、前記標的抗原に結合する抗体もしくはその抗原結合断片における軽鎖可変領域のCDRL1、CDRL2、およびCDRL3を含む。
IPC (6件):
C12N 15/12 ,  C40B 40/08 ,  C12N 15/62 ,  C12N 15/13 ,  C12P 21/02 ,  C12Q 1/02
FI (6件):
C12N15/12 ,  C40B40/08 ,  C12N15/62 Z ,  C12N15/13 ,  C12P21/02 C ,  C12Q1/02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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