特許
J-GLOBAL ID:202203013956365476

微小構造体と分子検出法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 浩 ,  藤田 尚 ,  鈴木 康仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-129235
公開番号(公開出願番号):特開2022-025992
出願日: 2020年07月30日
公開日(公表日): 2022年02月10日
要約:
【課題】細胞集団を形成する個々の細胞が発現しているマーカー分子や分泌する生体分子を選択的に検出する機構を備えた微小構造体、その作製方法、およびその微小構造体を用いて検出対象となる分子を検出・特定する、具体的解決手段の提供。 【解決手段】本発明は、内面に生体分子を検出するためのプローブを固定化することが可能な材料表面が配置され、作製を望む厚さ・直径の薄膜で作製した、半球殻状の微小構造体の作製方法、ならびにそれを利用した標的生体分子の検出方法を提供する。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
標的分子の検出に使用するための半球殻状の中空多層微小構造体であって、 磁性体材料を含む第1の材料で構成されたほぼ微小半球殻の形態の第1の薄膜層と、 蛍光色素で標識されたプローブを着脱可能に固定し得、前記蛍光色素との間で蛍光共鳴エネルギー移動を生じさせ得る材料を含む第2の材料で構成され、前記微小半球殻の内側表面に配置された第2の薄膜層と を備え、 前記第2の薄膜層によって規定される中空の空間に少なくとも1つの対象の細胞またはその一部を捕捉し得るサイズを有し、 前記プローブが、前記標的分子に特異的に結合し得る分子であって、前記標的分子との結合により構造が変化し、それにより、前記蛍光色素の発光/消光の変化を生じさせ得る分子である、半球殻状の中空多層微小構造体。
IPC (7件):
C12M 1/00 ,  G01N 33/543 ,  G01N 33/553 ,  G01N 33/544 ,  G01N 33/53 ,  B82Y 40/00 ,  C12Q 1/683
FI (9件):
C12M1/00 A ,  G01N33/543 525W ,  G01N33/553 ,  G01N33/544 Z ,  G01N33/53 D ,  G01N33/53 M ,  G01N33/53 Y ,  B82Y40/00 ,  C12Q1/6837 Z
Fターム (15件):
4B029AA07 ,  4B029BB15 ,  4B029BB20 ,  4B029CC03 ,  4B029CC13 ,  4B029FA01 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ05 ,  4B063QR32 ,  4B063QR48 ,  4B063QR55 ,  4B063QS32 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 中空微小体およびその作製方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-130512   出願人:財団法人神奈川科学技術アカデミー, 国立大学法人東京医科歯科大学
  • 磁気ナノ粒子
    公報種別:再公表公報   出願番号:JP2012078993   出願人:公益財団法人神奈川科学技術アカデミー, 一般社団法人オンチップ・セロミクス・コンソーシアム, 国立大学法人東京医科歯科大学
  • 細胞用ウェルプレートおよび細胞分泌物の分析方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-114722   出願人:独立行政法人理化学研究所
審査官引用 (1件)
  • 中空微小体およびその作製方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-130512   出願人:財団法人神奈川科学技術アカデミー, 国立大学法人東京医科歯科大学

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