特許
J-GLOBAL ID:202203014157810226
崩壊性固形物試料の崩壊性観察方法及び崩壊性観察システム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
小池 晃
, 河野 貴明
, 北原 明彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2021-089643
公開番号(公開出願番号):特開2022-182204
出願日: 2021年05月27日
公開日(公表日): 2022年12月08日
要約:
【課題】液体との接触により崩壊する固形物試料の崩壊過程前後における内部構造変化の観察を上記崩壊性固形物試料の重量変化の測定と同時に実施する。
【解決手段】液体との接触により崩壊する崩壊性固形物試料1が観察容器10により貯留された崩壊試験液11と接触して崩壊する崩壊過程おける上記崩壊性固形物試料の重量を重量測定装置20により測定して上記崩壊性固形物試料1の重量変化を実時間で測定可能にするとともに、光干渉断層画像生成装置40を用いて上記観察容器10の外部から赤外線領域の光を照射して光干渉断層計測を行い、光干渉断層画像を生成することにより、得られる光干渉断層画像について、画像解析処理装置50によりスペックルパターンの変位量解析を行うことで、上記崩壊性固形物試料1の崩壊に伴う内部構造変化の様子を定量的に可視化して評価する。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
液体との接触による崩壊性固形物試料の崩壊性を観察する崩壊性観察方法であって、
重量測定装置に吊り下げ支持された試料保持具により上記崩壊性固形物試料を保持し、観察容器により貯留された崩壊試験液の表面上方に位置させた状態で、上記崩壊性固形物試料と上記崩壊試験液の表面の高さ位置を相対的に変位させることにより、上記崩壊性固形物試料の接触部分を上記観察容器により貯留された上記崩壊試験液の表面に接触させる接触制御工程と、
上記接触制御工程において、上記崩壊性固形物試料の接触部分を上記観察容器により貯留された上記崩壊試験液の表面に接触させることにより上記崩壊性固形物試料が崩壊される崩壊過程前後における上記崩壊性固形物試料の重量変化を重量測定装置により実時間で測定するする重量測定工程と、
上記観察容器により貯留された上記崩壊試験液の表面に接触させる上記崩壊性固形物試料の接触部分近傍領域に光干渉断層画像生成装置により上記観察容器の外部から赤外線領域の光を照射して、上記崩壊性固形物試料の光干渉断層計測を行い光干渉断層画像を生成し、上記崩壊性固形物試料が崩壊される崩壊過程前後における上記光干渉断層画像生成装置により生成される光干渉断層画像として、上記崩壊性固形物試料の上記崩壊試験液との接触による崩壊に伴う内部構造変化過程を実時間で観察する光干渉断層画像生成工程と
を備え、
上記崩壊性固形物試料の接触部分を上記観察容器により貯留された上記崩壊試験液の表面に接触させることにより上記崩壊性固形物試料が崩壊される崩壊過程前後における上記崩壊性固形物試料の重量変化の測定とともに、上記崩壊性固形物試料の崩壊過程前後における内部構造変化を実時間で同時に観察可能としたことを特徴とする崩壊性固形物試料の崩壊性観察方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N21/17 630
, G01N33/15 A
Fターム (10件):
2G059AA05
, 2G059BB04
, 2G059BB08
, 2G059EE02
, 2G059EE09
, 2G059FF02
, 2G059HH01
, 2G059JJ13
, 2G059JJ22
, 2G059KK02
引用特許: